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第144回日商簿記検定お疲れ様でした。

 

本試験お疲れ様でした。

解答速報・解説動画をアップしているので、参考にしていただければと思います。

今回は3級・2級とも、ポイントをしっかりと押えた時間配分が出来れば、十分合格点を獲ることができたものでした。

【3級】

3級は基本レベルの問題が多く、合格率も高くなるのではないでしょうか?といった感想です。前回のような難易度の高い問題があまり出ていなかったことも印象的です。

第1問
仕訳問題は、前回までのような、よく読まないと引っかかるような問題は無く、問題文から必要な勘定科目を正確に選択できたかがポイントになってきます。出来れば、満点を取りたいところです。所要時間は15~20分。目標点数は16点です。

第2問
備品の減価償却に関する金額を算定させる問題です。基本的な処理が問われているので、計算ミスが無ければ満点は狙えたものと思われます。所要時間は5~10分です目標点数は6点以上です。

第3問
1ヵ月間に発生した取引の処理を踏まえたうえでの合計試算表の作成でした。各取引の内容を間違えなく処理できるかがポイントになりますが、仕訳が間違っていたとしても、部分点が取れるところがいくつかあると思います。所要時間は35~45分、目標点数は20点以上です。

第4問
伝票の仕訳日計表の作成問題です。処理する内容がそこまで多くないため、あまり時間を掛けなくても、満点を狙えます。所要時間は5~10分、目標点数は8点以上です。

第5問
今回は財務諸表の作成が出ました。ここ数回の傾向からすると、なんら驚く要素はありませんが、2級になると財務諸表の作成問題が多くなるので、3級の時点から慣れておくことをオススメします。

問題の内容としては、「現金過不足」「仮受金」「費用収益の見越・繰延」などが出ていますが、過去問対策をしっかりとしている人であれば、なんら問題なく出来る問題ではないでしょうか。所要時間は30~35分、目標点数は20点以上です。

【2級】
<商業簿記>
今回は全体的に基本内容が多かった。しっかりと過去問などで対策をとってきた人であれば十分高得点を狙えると思われるが、第2問がややボリュームが多く解答に時間が掛かってしまう問題であったので、第1問・第3問でいかに得点を重ねていけるかが合格の鍵に

第1問

今回の仕訳問題は「ソフトウェア仮勘定」「土地の売却(営業外手形)」「クレジット売掛金(新範囲)」「仕入諸掛」「子会社株式」の論点から出題されました。新試験範囲殻も出題されています。子会社株式が少し難しく感じられた人もいましたが、全体的には、基本的な内容のものが多く、解答はしやすかったと思います。
所要時間は15~20分、目標点数は16点以上です。

第2問
商品売買の記帳方法に関する総合問題が出題されました。
問1は売掛金・商品勘定記入の基本的な内容でした。「電子記録債権」が新試験追加範囲から登場しています。

問2は販売数量を「出庫基準」により認識し、「その都度法(販売の都度、「売上原価」に計上していく方法)」によって売上原価を計上する方法による売上高等の金額が問われた問題です。比較的ボリュームもあり、時間が掛かる問題ですので、後回しにするのも一つの戦略だったと考えられます。
所要時間は15~20分、目標点数は12点以上です。(配点箇所が1つ2点の場合)


第3問
今回は精算表が出題されました。2級では財務諸表の作成が出題されることが多いのですが、精算表が出てくることも増えてきました。
問われている論点は財務諸表であっても、精算表であっても同じですので、確実に得点できるところを取るようにして点数を積み重ねていきましょう。
所要時間は30~40分、目標点数は14点以上です。(配点箇所が1つ2点の場合)

<工業簿記>
今回の工業簿記は、基礎をしっかりと学習した人であれば高得点は狙えました。そのため、工業簿記で高得点を出せた人が合格を確実なものとしています。

第4問

第4問は費目別原価計算が出題されました。工業簿記の一巡の流れをしっかり把握している方であれば、そんなに難しくないと思われるレベルかと思いますので、十分満点は狙えます。
所要時間は15~20分、目標点数は16点以上(配点箇所が1つ4点の場合)

第5問
第5問は単純総合原価計算からの出題。総合原価計算の基本的な内容からの出題ですので、是非満点を狙って欲しい内容でした。
所要時間15~20分、目標点数は16点以上です。


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