今年の合格発表を受けて

11月11日に第48回社会保険労務士試験の合格発表がありました。

今回は合格者が1,770人、合格率が4.4%と昨年に引き続いて厳しい結果となりました。
(詳細はこちらの記事をご覧下さい。)

【今回の試験の結果について】
昨年に比べると、合格者数・合格率とも増加しましたが、昨年同様に厳しい結果となりました。
今後もこのような結果が続くものだと考えた上で、しっかりとした対策を練る必要があります。
そして、今年から合格基準についての情報や全ての科目の得点分布表が公表された点が大きな変化だといえます。


【今年の本試験を振り返る】
<選択式>

(合格基準)
総得点23点以上かつ各科目3点以上

(救済措置)
労務管理その他労働に関する一般常識及び健康保険法は2点以上

(所感)
今回は昨年に比べると、難易度は下がったと感じた受験生は多かったと思われます。発表前から注目されていた「労働一般」については予想通り「2点救済」が付きました。

しかし、救済の可能性がささやかれていた「雇用・健保・厚年」については「健保のみ2点救済」という形で収まりました。

今回の結果は、正直なところ例年よりも妥当な措置かな?と思われますが、やはり、疑問の余地があることは否めない結果でした。さらにいうと、平成23年以降は「奇数年には必ず奇問・変問が出ている(23年の「労災」と「労一」・25年の「労災」・27年の「労一」)」という事を考えると、来年も奇問・変問対策が必要なのかもしれません。

あと、これは余談ですが、「労一の4択問題は奇問・変問のパターンが濃厚(平成23年と平成27年・今年)」と言えます。

【参考】:奇問・変問があった年度の選択式問題
平成23年の選択式試験問題⇒
https://www.saitan.jp/archives/43sentakusiki.pdf

平成25年の選択式試験問題⇒
https://www.saitan.jp/archives/45sentakusiki.pdf

平成27年の選択式試験問題⇒
https://www.saitan.jp/archives/47sentakusiki.pdf

<択一式>

(合格基準)
総得点42点以上かつ各科目4点以上

(救済措置)
労務管理その他労働及び社会保険に関する一般常識・厚生年金保険法・国民年金法が3点以上

(所感)
昨年よりも難易度は上がっています。問題の内容が、昨年に比べると「より実務色が強い問題」が増えたため、解答した内容について確信が持てない問題が多かったり、個数問題が7問に増えたことが受験生の負担を大きくし、平均点が引き下げられる要因となったものといえます。

問題の内容としては、頻出論点からの出題も多く、得点がしにくい問題ばかりではなかったため、この得点しやすいところで、「いかに多くの得点を積み重ねてきたか?」が、合否を分ける要因になったとも言えます。

【来年の本試験合格を目指す人へのメッセージ】

昨年(2.6%)・今年(4.4%)と合格率はかなり厳しい状況になっており、今後も同様な状況が続くものと想定されます。

本試験で合格するためには、「基本に忠実であること」が大切です。そのうえで、「過去問・答練の問題の活用」をするのですが、「過去問等の解き方」を工夫することが必要です。

具体的にどのようにすればよいかについては、個別相談会等の際にお話し出来ればと考えています。
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