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LEC名古屋駅前本校・弁理士ブログを独自に開設しました!!

名古屋校の弁理士講座に特化した、独立したブログとなっております。

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LEC名古屋駅前本校・弁理士ブログ




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【弁理士】脅威の合格率!論文フォーマット作成ゼミ 今年も開講します!申込受付中

 


名古屋弁理士ページ


 

 

 


2015年弁理士 名古屋駅前本校限定企画!!


 


高橋寛明の論文フォーマット作成ゼミ


 


論文の書き方の分からない方、うまく書けない方、


なかなか点数が上がらない方にオススメ!!


 


 



平成26年法改正に対応した講義を実施します!


     


 【高橋寛明LEC専任講師よりメッセージ】





受験生のみなさん、こんにちは!


いよいよ今年も論文フォーマット講座の受講受付が開始いたしました!


昨年に引き続き、わずか数日で定員の過半数越えを果たすなど、前年までの受講生の方の口コミや合格者の方のご紹介等、様々な形での申込動機が存在するようで、ここ数年で本当に多くの方に愛される講座になったなぁと心から感謝するとともに、その多くの方の希望に沿えるよう、なおいっそう今年の論文フォーマット講座も充実した内容となるよう私も気が引き締まる思いです!


 


今年は、他の講座等の開講により、物理的に時間を確保することができず、通常クラスが定員に達した時点で、溢れてしまった方を受け入れるための、ナイトクラスを開講することができません!そういう意味で、今年の論文フォーマット講座をぜひ受講したいと希望される方は、例えば、8月23日(土)18時から開催される論文フォーマット講座の説明会に参加するなど、お早目の検討をオススメいたします!


 


何事も、物事を手堅く達成するためには、それを実際に可能にする仕組みが存在する場合、いち早く、その仕組みに身を置く選択ができるか否かが勝敗を決します!私が、この考え方で気に入っている点は、現時点での自分のレベルがどこにあるかよりも、正しい選択をいち早くできたか否かで勝敗が決する点です!


 


そういった意味で、「その選択をいつするのか」、が一番重要な問題となります!


『これからの論文試験対策を良い感じで進めていきたい』、


『もっと無駄の少ない効率的な勉強方法があるはずだ』、


『なんだか論文本試験がよくわからないが怖い』、


『そんなにうまくいく方法なんてあるの?』等、


様々な感情を抱くことがあるかと思いますが、そのどの思いにも応える講座がここ名古屋には存在します!


 


ですので、ご興味のある方は、ぜひ説明会等に一度お越しください!御縁のある方とお会いできるのを楽しみにしております!




   【カリキュラム】


 <第1期> 作成ゼミ(全9回)および活用ゼミ(全3回)


 まずは最も基本的なテーマである侵害系、中間系、出願系について、答案構成を中心に行う作成ゼミで論文フォーマットを作成します。そして、この作成ゼミで培った論文フォーマットを活用して、全文書きを行う活用ゼミで実際に答案を作り上げていただきます。これにより、年内の早い段階から答案構成面および全文書き面、その両面から論文試験の基礎力を養成します。


 


 <第2期> 作成ゼミ【上級編】 (全12回)


 レックで最も定評のある論文対策講座「論文実戦答練」と連動して、この同日実施の論文実戦答練で扱われる応用的なテーマについて、これらのテーマに関する問題を複数問準備し、事前に答案構成を行うことで各テーマについての論文フォーマットを作成し、実際にその後に行われる論文実戦答練でこれらの論文フォーマットを活用して全文書きをしていただきます。この論文実戦答練で、すでに論文フォーマットの準備のあるテーマとそうでないテーマとが混在する問題に出会うことで、普段の勉強において事前に論文フォーマットを準備する意義やその効果について、実際に肌で感じることができます!


 


  <第3期> 活用ゼミ【上級編】 (全12回)


 主に第1期および第2期の作成ゼミで論文フォーマットを作成してきたテーマについて、これらの論文フォーマットを活用し、実際に本格的に全文書きをする上での注意点等をふんだんに解説することで、各テーマの問題の知識の解説ばかりを行う各答練では扱えない、実際にみなさまが全文書きをする上での書き方等の細かな部分についても言及いたします。これにより、「論文の骨格としての論文フォーマットに肉付けをすることにより全文書きをする」、その具体的なテクニックについても手に入れることができます。


 


  【講義内容】


 <作成ゼミ> ・・・ 添削無し

類似の問題を数問揃えて答案構成をしてもらう。

1問につき、10分時間を計り解いてもらって解説講義をする。


 <活用ゼミ> ・・・ 添削有り

1講義につき1問全文書き答練を行い、ゼミを行う。

フォーマット講座で学んだことを実践していただき、全文書きにあたり細かな部分の解説も行う。


 


  【使用教材】


    2014年向けまでの過去の論文向け講座・答練使用レジュメ

上記の中から各回類似問題数問ピックアップしたもの

過去本試験問題より抜粋等

高橋講師オリジナルレジュメ


    ◆過去の論文フォーマット講座で使用した教材と同じものを使う場合もありますので、ご了承の上


     お申込頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。


 


  【スケジュール】    欠席補講はございません。欠席時は、教材のお渡しのみとなります。



    


<第1期>


14:00~17:00


定員: 50名程


 


   <第2期>


10:00~13:00


定員: 50名程


 <第3期>


A: 10:00~13:00


B: 14:00~17:00

 作成 第1回 10/12(日) 特実 第1回 1/11(日) 特実 第1回 4/5(日)A 特実
  第2回 10/19(日) 意匠 第2回 1/12(月) 特実 第2回 4/5(日)B 特実
  第3回 10/26(日) 商標 第3回 1/25(日) 特実 第3回 4/12(日)A 特実
 活用 第1回 11/2(日)  第4回 2/1(日) 特実 第4回 4/12(日)B 特実
 作成 第4回 11/9(日) 特実 第5回 2/8(日) 意匠 第5回 4/19(日)A 意匠
  第5回 11/16(日) 意匠 第6回 2/15(日) 意匠 第6回 4/19(日)B 意匠
  第6回 11/23(日) 商標 第7回 2/22(日) 意匠 第7回 4/26(日)A 意匠
 活用 第2回 11/30(日)  第8回 3/1(日) 意匠 第8回 4/26(日)B 意匠
 作成 第7回 12/7(日) 特実 第9回 3/8(日) 商標 第9回 5/3(日)A 商標
  第8回 12/14(日) 意匠 第10回 3/15(日) 商標 第10回 5/3(日)B 商標
  第9回 12/21(日) 商標 第11回 3/22(日) 商標 第11回 5/10(日)A 商標
 活用 第3回 12/28(日)  第12回 3/29(日) 商標 第12回 5/10(日)B 商標

 


   【受講料(税込価格)】       申込受付中!  


                 <第2期>申込者:40名突破!(12/13 現在)


       ◎申込受付は、名古屋駅前本校窓口のみとなります。 (以下、全て税込価格)


 <短答免除者向け> (全36回)   MA15901

論文フォーマットゼミA (第1期~第3期)  一般価格:250,000円、 特別割引:240,000円


<短答受験者者向け> (全24回)   MA15902

論文フォーマットゼミB (第1期~第2期)  一般価格:150,000円、 特別割引:140,000円


      MA15911  第1期(全12回)  一般価格:78,000円、 特別割引:72,000円

MA15912  第2期(全12回)  一般価格:78,000円、 特別割引:72,000円

MA15913  第3期(全12回)  一般価格:100,000円 (特別割引なし)


<特別割引適用者> 

●14論文フォーマット作成ゼミ Aパック、Bパック、第3期 いづれかの申込者

●15論文解法修得講座&論文解法完成講座 高橋クラス申込者

●2015年1年合格ベーシックコース(アウトプット付)申込者


※他の割引と併用不可(法人提携割引含む)  ※各種キャンペーン対象外  ※ポイント使用不可


※代理店価格はございません。


 


  【高橋講師より 講座概要のご説明】


  受験生のみなさん、こんにちは!LEC専任講師弁理士の高橋寛明です!

『論文本試験における合格指定席』 毎年の合格実績からそんな評価を頂くようになり、今年も早い段階から多くのお問い合わせを頂いておりました論文フォーマット講座ですが、とうとう今年も昨年に引き続き実施が決定いたしました!

論文試験に関する講座は数多くあれど、論文の書き方や勉強のやり方等について具体的に解説する講座は、ほとんどないといっても過言ではありません。

短答試験は、○×を答えるシンプルな試験なので、知識を解説するだけの一辺倒な講義等でも特別問題となりませんが、論文試験は、勉強のやり方一つとっても、受験生にとって自由度の高い、言い換えれば、勉強のやり方を間違えるだけで、2年、3年と簡単に失ってしまうリスクを抱えた非常に怖い試験だと言えます。例え話を用いてお話しすると、名古屋から東京方面へ向かわなければならないのに、反対方向である大阪方面へ向かってしまうような勉強方法も数多く存在し、そして、受験生からしてみれば、それがまさか大阪行きだとは思わなかった・・・という怖さを孕んでいるのが論文試験です。

そこで、本講座では、一切の無駄を排除するため、合格から逆算して考える合格逆算思考に基づき、具体的にどのような対策をとる必要があるのかを明らかにし、多くの受験生が必ず陥る3つの問題点も解消して、『合格できたらいいな』ではなく、『合格せざるを得ない』そんな状況へと導き、みなさまが精度高く論文本試験突破を果たせるようサポートいたします!

良い意味で、運命が動き出す瞬間に出会えることをお約束いたします!

ということで、次の論文本試験で必ずや合格を果たそうとする、やる気のある受験生の参加を心よりお待ちしております!



 


合格者の声


~高橋先生の論文フォーマット作成講座を受講して、合格なされた皆様の声です。~


 


 


 


  <末田雄一郎さん>




 弁理士試験に合格したいみなさまへ。

恥ずかしながら私は高橋先生にお会いする前、論文試験で1回目オールF、2回目オールDでした。どうやったら受かるかと漠然と悩んでおりました。

ところが、知り合いの受験生のお誘いで、第一期で5か月ほど講座をうけた結果はA、B、D。意匠と商標を鍛えれば受かるな、と思いました。第二期の講座を受け、論文で三振したので短答から始め、論文、口述と受かることができました。

フォーマット講座を通じて、弁理士試験が法律的な思考ができること、ある程度の法律知識があること、それを表現できることを試すものであること(私なりの講座を受けた後の解釈です)を学びました。高橋先生のおっしゃる「フォーマット」とは、法律的思考や知識、表現力を効率的に身につける仕組みや思考過程自体を先生が試行錯誤のうえ現された魔法のコトバだと思います。

難しい地裁の判例や審査基準や審査実務を知っていないことに引け目を感じている方はいませんか?そのような方は、まず高橋先生のフォーマット講座を受けてみてください。何が必要で、何が不必要か、一目でわかります。

受験において不必要なことを排除することが実はあまりできていないことが多いのです。あれもこれも必要かもしれない、と不安にかられていらないことに時間と金を費やして、必要なことが手薄になる。これを防止して、必要なことに時間と金を集中し、短期で受かり、弁理士としてキャリアを積む。これを希望される方は、迷わず高橋先生に師事してください。フォーマット講座の中で、運が良ければ互いに尊敬できる人間関係を得ることもできるでしょう。

ここでみなさんの探しているものが得られる可能性があります。

 


 


  <西村律さん>




弁理士試験は難関試験であるため、合格者は多くの時間を勉強に費やしていると思います。しかし、闇雲に勉強しても、なかなか合格することが難しい試験です。弁理士試験という枠組みの中、最大のパフォーマンスを発揮することを意識した勉強をしなければ、少なくとも短期合格はないと思います。この講座には、そのためのメソッドが詰まっています。そして、そのメソッドを使いこなせるように的確な指導をしてくれる先生がいます。論文をどのように書いてよいか、何に注力して勉強してよいか、全く分からず悩んでいた初学者のわたしが2年で合格できたのも本当に、この講座、高橋先生のお陰です。昔の私のように、モヤモヤしながら勉強している人にオススメします。

きっと霧がはれて、合格の二文字がくっきりと見えてくると思います。

 


 


  <高田珠美さん>




万年受験生だった2年前の私。仕事も忙しく、思うように勉強時間を確保できず、でも、なんとなくあきらめきれない弁理士試験を、そのうち運が良ければ受かるだろうと、年中行事のようにして受験し続けていました。そんな私の気持ちを変えてくれたのは、論文フォーマット講座でした。講座を受講して、「『そのうち』じゃなくて、『今度の試験で必ず受かりたい!絶対に受かる!』」という気持ちに変わりました。これだけ論文試験に対する準備ができて、受からないんじゃぁもったいなさすぎる!と思うようになったからです。

合格するために必要な事項から逆算して勉強を進める。頭では分かっていたつもりでしたが、実践が伴っていなかったことを、講座を通じて痛感しました。自分の苦手な分野を見極めること。明確にした苦手な分野を繰り返して定着させること。書きにくい分野こそ、予め最低限の準備をすること。条文番号をきちんと記載すること。それから、高橋先生がよくお話しされていたように、どんなに時間がなくても、ほんの少しでもいいから、一日も欠かさず答案構成をすること。そして、楽しみながら勉強を進めること。当たり前のことばかりかもしれませんが、高橋先生の答案構成の指導があってこそ、やり抜くことができました。

講座の雰囲気は明るく、勉強仲間をつくりやすいように先生は配慮してくださいました。論文試験の直前期に仕事がとても忙しくなり、どのように仕上げの勉強を進めるか悩み相談した際も、明るくアドバイスをくださったおかげで、落ち着いて本試験に臨むことができました。

いろいろ書いてはみましたが、正直なところ、論文フォーマット講座の魅力は、受講した人にしかわかりません!

迷っているあなた、是非一度受講してみてください!私が自信を持って、お勧めします!

 


 


 

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【弁理士】2014年短答式試験 結果分析と今後の対策

14M短答結果


<総評> 合格基準点39点(昨年同様)
 合格基準点は39~41点の中で調整してくるであろうという予想もありましたが、結果は去年と同様39点でした。合格率が昨年は一気に低下して9%でありましたが、やや上昇し約11%となりました。また特筆すべき項目として、志願者数は83%と減少している中で、短答受験者数は同程度で推移していることです。
 今後、短答合格者と短答免除者が受験する論文本試験は、例年25%ほで合格率が推移している為、この短答を潜り抜ければ、最終合格に一気に近づく傾向は変わりません。


 

LECの解答速報は3年連続60問中60問全問正解です。
 
<合否別 今後の対策講座>
短答合格者
2014年論文必須科目対策用パックを
 ①6/18のガイダンス
 ②論文直前系講座パック
 ③選択科目対策

http://www.lec-jp.com/benrishi/ron_choku/

まず今晩17:30より水道橋本校(中継有り)で、今日から論文本試験(7/6)までいかに戦うか、を納冨講師がガイダンスをいたします。

また、合格者の方には次の論直講座がおすすめです。
LEC独自のカスタマイズパックという、人気の答練と模試のパックを申込の方には複数の弱点補強系講座が割引価格で申込が
できる、まさに最終決戦用のパックです。
また、論文公開模試<後期編>のみを申し込みたい方には、こちらもご覧ください。
http://online.lec-jp.com/disp/CSfLastPackGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=100007862

尚、選択科目対策はこちらです。著作権講座を充実させております。
http://www.lec-jp.com/benrishi/upper/sentaku.html

◆短答不合格者
2015年向け中上級コース
 ①2015年向け中上級ガイダンス
 ②個別相談
 ③奨学生試験
 

http://www.lec-jp.com/benrishi/upper/course.html

こちらのコースがメインの講座となります。本年は、条文ベースでしっかりと知識を身に付けるコース(網羅コース)と
ある程度知識はあるが、本試験でそれら知識を上手く活かせない方に向けたコース(解法コース)の2種類を用意しております。

また、6月末早期価格と受講生限定価格(併用可能)も設置しておりますので、ご利用ください。さらに今年は法改正が行われます。平成23年改正以来の比較的大きめの改正にはなりますので、過去の教材ではなく新しい教材で学習する必要性が高いです。

<個別相談会>
弁理士中上級受講生は様々な課題を持っており、問い合わせも専門的ですので、講師と1対1で課題を解決してもらいます。
http://www.lec-jp.com/school/nagoya/2014/06/618.html

<奨学生試験>
LECでの受講経験がない方に向けた奨学生試験も実施します。
http://www.lec-jp.com//benrishi/pdf/2014/MV1405042.pdf

14M短答全問正解

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緊急実施!! 平成26年改正 その影響と対策

緊急実施!! 平成26年改正 その影響と対策

 実施日:3月21日(金・祝) 19:00~20:30

澁谷駅前本校より同時中継


馬場講師 
担当:馬場 信幸LEC専任講師


2014年公布予定の弁理士試験に関する改正法について、いち早く皆様にお知らせします。
今回の改正法はH23年法改正以降の改正法の中ではとくに注意をようする内容となっています。
弁理士試験で問われる内容も多く、特許法では特許異議申立制度の創設(復活)、意匠法では条約に基づく複数国への一括出願制度の整備、商標法では保護対象の拡充などが挙げられます。
本格的な施行年月日については未確定ではあるものの、弁理士試験に与える影響は大きいと言えます。
この機会に改正法の概要をつかみ、今後の学習の指針としてください。


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【弁理士】3/15(土)は弁理士DAY!合格者座談会&無料公開講座

弁理士DAY!!


掴め!高橋クラスで弁理士試験一発合格!


全て予約不要・参加無料

高橋クラスに通いながら、ご自宅では宮口教材(WEB or DVD)で予習・復習することが可能!

3/15(土)
高橋寛明LEC専任講師&合格者座談会



第1部 13:00~14:30
合格者座談会


高橋講師の講義を受講した3名の先輩合格者に、アドバイスを受けよう!高橋講師のアドバイスにより、半年で一発最終合格を果たした方の体験談も聞けるチャンス!

第2部 15:00~16:30 生講義
ここが重要!弁理士試験のコツ


難関試験は、ただ漠然と勉強していたのでは、短期合格は果たせません。戦略的に勉強を進めていく必要があります。どういう復習方法をとるのが効果的か、どこに注意すべきか等、高橋流勉強方法をお話いたします。


講師へ質問タイムあります!

イベント当日に初学者向けの対象コースをお申込いただくと、
3/31(月)までの早期価格からさらに
20,000円割引!
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【弁理士】高橋寛明LEC専任講師 論文フォーマットゴールド ガイダンス動画







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2013年弁理士合格体験記【名古屋】

<G.H.さん>    自分に合った勉強法で!

31歳   受験回数:2回   会社員    愛知県立大学 情報科学部卒
受講講座:1年合格ベーシックコース+アウトプット完成コース

 

◎弁理士を目指した理由

システムエンジニアとして仕事をする中で特許権侵害の問題や委託開発契約における著作権の取り扱いといった経験から知的財産権に興味をもちました。初めは軽い気持ちで知的財産についての本を読んでいましたが、次第に関心が強くなり、弁理士となって知的財産権を扱うことを職としたいと考えました。私自信が新しい技術や知識に触れるのが好きなこと、知的財産の見地から企業活動をサポートする仕事に憧れたことが弁理士になろうと決めた理由です。また、ソフトウェア開発の場面では要求や仕様を論理的に整理するスキルが求められますが、この能力は法律を扱う上でも応用できると考えたため、30歳になるのを機に始める新しいことにちょうど良いと思ったことも理由の1つではあります。

 

◎LECを選んだ理由

ガイダンスで伺った富澤先生のお話が法律を扱う知識をほとんど持たなかった私にも分かりやすく、知的財産については初学者中の初学者の私も理解できると実感したことがLECを選択した理由です。また、当時は名古屋エリアで通学クラスを開講している予備校が他にはありませんでしたので、LECを選択しました。

 

◎入門講座のカリキュラム、テキスト、講師について

富澤先生は最初の講義で法律の基本的な考え方をしっかり教えてくださいました。あの講義がなければ私の一発合格はなかったと今でも思っています。一般法・特別法・条約の位置づけ、条文・判例・審査基準・学説の位置づけ等を最初に理解できていたからこそ、その後の学習を効率的に進められました。また、富澤先生は法律を数式の様に扱うことを提唱されていましたので、情報処理が専門の私にはぴったりの考え方でした。カリキュラムでは入門講座と論文基礎力完成講座が法域ごとに交互に組まれていため、入門講座で得た知識を忘れる前に論文を書く力に繋げることができました。

 

◎短答試験対策で気をつけたこと

短答式試験は広く・細かく問われるため、出題ポイントがわかりにくいものです。そこで、学習では過去問第集を繰り返し解きつつ、富澤先生に指導いただいた「問われた条文上の箇所に線を引く」勉強法を取り入れました。この方法によって、条文に含まれる要件のうち、出題されやすい要件はどれかということを把握しやすくなります。特にPCTは規則まで含めると範囲が膨大になりますが、どの規則をおさえておくべきかを明確にすることができます。また、過去問題に取り組むときには正誤だけでなく、1枝ごとに解答の根拠も合っていたかを確認することに注意していました。

 

◎論文式試験で気をつけたこと

短答式試験から論文式試験までは1月程しか余裕がないため、論文式試験の学習は先行して前年10月から3月くらいまで行いました。論文は「書く技術」と「知識」が大事だと教わっていましたので、この時期、毎日1つは論文を書き「書く技術」を磨くようにしました。時間がとれない日も簡単な問題を選ぶ等の工夫で継続しました。「書く技術」では論点のブロックや文章のパターンを習得することもそうですが、自身の「書くスピード」を把握することも大切です。試験時間内に書ける文量を知っておき、答案構成をその文量でアウトプットしなければならないからです。初めのうちは時間内に書けることはほとんどありませんでしたが、条文番号を暗記して法文集をひく回数を減らす、定型フレーズを多く用意しておくといった工夫でスピードを上げました。私の論文式試験は愛知県から大阪会場への遠征受験(前泊)でした。あまり多くのテキストは持っていけませんので、前泊の際に詰め込むためのコンパクトな資料を用意しました。内容は過去に出題されたり、出題が予想されたりしている論点や判例、主な条文の趣旨を自分の言葉で短くまとめた箇条書きです。短答式試験が終わった直後から、論文を書くための「知識」の補充をしながらこの資料を作成しました。特に趣旨や判例は短答式試験ではほとんど出題されないため、資料を作りつつ論文式試験までの間に重点的な復習を行いました。答錬や本番で論文を書いているときは、富澤先生の24の論文セオリーを念頭においていました。「④部分点あるあるの理論」や「⑤原則から例外への理論」を思い出しながら論文を書くことで、章の立て方や文章構成の面でミスをすることを防いでくれました。試験後にも「⑭重大ミスも1つなら大丈夫の理論」を思い出して、書き漏らしに気づいて焦っていた心を落ち着けられたことを付け加えておきます。

 

◎合格して思うこと

弁理士試験に関心をもって以来、幸いにも短期での合格を果たすことができました。当初は試験勉強と並行して知的財産分野への転職活動も行おうと考えていましたが、両立させることは難しく、まずは弁理士試験合格を優先させました。したがって、私にとって今は弁理士試験合格という1つのゴールに達することはできましたが、知的財産分野で仕事をするという次の目標のスタートラインについたところです。これまでに勉強してきたことは振り返ってみればとても面白い内容であったと思います。数年前の自分からしたらまさか法律の勉強をしようなどと予想もされません。是非ともこの知識を活かせる仕事ができるように励みたいと思います。

また、この合格は周囲の理解と協力もあってのことだと思います。特に勉強生活に理解をし、様々な面でサポートしてくれた家族にはこの場を借りてお礼を言いたいと思います。

 

◎通学講座のメリット・デメリット

通学講座は他の受験生の様子を知ることができ、また仲間や相談相手を作ることができる点で有利です。疑問や分からない点をすぐに講師に聞くことができる点もメリットです。日時が限定されてしまうデメリットがありますが、一方で、開講日を目安に自宅での学習計画(復習や予習)を立てやすくなります。

 

◎仕事と勉強の両立のこつ

私は通勤時間を有効活用しようと、スマートフォンに単語カードアプリを入れて条文(要件や効果)・趣旨・判例・条文番号等の暗記をしていました。作ったカードは3,000枚以上です。移動時間に暗記作業をしておくことで、出社前や帰宅後のまとまった時間は論文の練習や短答の過去問題などに割り当て易くなりました。出社前、昼休み、帰宅後、通勤時間のそれぞれ、自分に適した勉強法を選択することが秘訣です。

 

◎これから弁理士を目指す方へのメッセージ

おそらく弁理士試験に挑まれる方の多くは仕事や学業との掛け持ちの生活を送られることと思います。両立は大変なことですが、自分に合った勉強方法を早めに見つけられることを願います。たまには息抜きでもしながら、でも、ゴールをしっかり見据えてがんばっていただければと思います。最後に、私はシステムエンジニアであり、知的財産分野の仕事の経験はまったくありませんでしたし、法律や知的財産に関する知識も学習を開始した時点では皆無であったといえます。それでも合格を果たすことができました。私のように他分野から挑戦を考える方も(周りは知財経験有りのライバルばかりかもしれませんが)自信をもって挑んでほしいと思います。

 


<K.K.さん>     次は自分の番だと思って

38歳  受験回数:2回    会社員  早稲田大学大学院 理工学研究科 機械工学専攻卒

受講講座:1年合格ベーシックコース+アウトプット完成コース、中上級者向け講座

 

◎弁理士を目指した理由

大学卒業後、開発部門で10年以上産業機器の設計に携わり 知財業務とはほとんど関係がない部署で過ごしてきましたが、将来のために何か資格を取得してみたいと考えるようになり、理系の人が多く受験する弁理士資格に興味を持ちました。また、リーマンショック以降、先進国指向が高まる中で、今後国内では知的財産の保護がより重要になるのではないかと考えトライしてみることを決めました。

 

◎LECを選んだ理由

 受験機関を多く調査をしたわけではないのですが、たまたまWebで試聴した佐藤先生のいかにも知識が詰まっていそうな授業が気になり、LEC名古屋校のガイダンスに出てみることにしました。そして、そこでの富澤先生のガイダンスがとても解りやすいものだったことから、これなら法律に疎い自分でも受験を乗り切ることが可能かもしれないと考え受講してみることにしました。

 

◎入門講座のカリキュラム・テキスト・講師について

オリジナルレジュメが充実し、また自らの受験経験を多分にまじえ講義をしてくれる富澤先生の入門講座は初心者である私に全く適したものでした。この授業を通して弁理士試験の核となる部分を形成してもらいました。条文には表れていない情報(趣旨等)を直接条文集に入れ込んでいく手法はのちの論文試験での学習で役立ったばかりでなく、情報が増えていく条文集を見ながら、学習が進んでいることを視覚的に確認でき、モチベーションの維持にもつながりました。また、授業中に教えてもらったゴロ合わせは、いざというときに必要な項目を取り出せる便利ツールとして口述試験まで重宝しました。

 

◎短答試験対策で気をつけたこと

短答対策では短答基礎力完成講座を受講した他、自学用としてはLECの短答過去問集を利用しました。富澤先生から過去問集を3回は通すこと、また、2回目以降は1度解けた問題には着手せず解けなかった問題を重点的にやること、を言われていたのでその通りにしました。というか、年末年始に引っ越しをしたり、試験2~3ヶ月前に仕事がたてこんでいたりと、直前期に思うように勉強できなかったこともあり、それ以上のことはできませんでした。(実際3回目が終了したのは本試験前日でした)。とにかく問題を1問でも多く解くことを優先したかったので、条文集の読み込み等のインプットだけの作業は避け、過去問集で間違った所、たまたま答えがあった所を中心にしっくりいかない部分を条文やレジュメで確認するという形で勉強を進めました。準備が不足しているのではという不安は常にありましたが、とにかく過去問を3回は通したことから、やれることはやったという気持ちで当日を迎えることができました。そのおかげか、ボーダーではありましたが、1年目で短答にひっかかることができました。私が短答で合格できたことは運の要素が大きいかもしれませんが、ひとつだけ言えることはあまり意気込んで手を広げ、中途半端で終わるよりはあらかじめ無理のない課題を設定し、その計画を確実にこなす方が自信につながり良い結果をもたらすのではないかということです。

 

◎論文試験対策で気をつけたこと

論文対策では1年目は論文基礎力完成講座を受講しました。富澤先生の論文基礎力完成講座は試験中に貸与される条文集をフルに活用すれば知識量の少ない初学者であっても答案作成が十分可能であることを示してくれるものでした。この講座を受けたことで論文に対する抵抗が薄れ、論文試験は好きな科目と感じることができるようになったことはその後の試験勉強において大変良い影響となったと考えています。しかし、年明けからは上述したとおり短答対策も十分できない状況にあったことから、論文対策は全く時間を取れなくなってしまいました。辛くも短答は合格できたもののやはり論文対策に費やした時間が絶対的に少なかったことから、1年目で論文突破まで至ることはできませんでした。ここで、1年目の論文試験の直前期に私が疑問に感じていたのが、論文対策ではいかにして問題数をこなせばよいのかということでした。というのも、論文の練習は全文書きしてしまうと1問あたりに要する時間が大変長くなってしまい数多く問題に当たることができません。しかし、項目を挙げるだけの答案構成で練習をすると、いざ全文書きをしようとする際につなぎの言葉が見つからず右往左往してしまい時間が足りなくなります。2年目に受講した高橋先生の論文実戦力完成講座および論文フォーマット講座はまさにこの疑問に答えてくれるものでした。先生に教えてもらった論文学習方法は初めこそ慣れが必要でしたが、言われたとおりの方法で、論文アドヴァンステキスト及び、フォーマット講座で出題された問題を5月までに各問3回ずつ繰り返して解いたことで、項目抜けが減り、項目を挙げる時間が段々スピードアップすることも実感することができました。特にフォーマット講座で使用されている模範解答はかなり解答量が多いもので、初めて見たときはこんなに書けるのかと思ったものですが、何度か練習することでそれなりに再現できるようになりました。5月以降の直前期は論文実戦答練で出題された問題を重点的に解くことにしました。短答後の論文向けガイダンスで納富先生が、受験生が最も利用しているLECの実戦答練は必ず復習すべきと言われていたからです。また、試験1週間前にはかねてから当たると評判の高橋先生の「論文本試験予想大祭り」を受講し、残りの1週間はそこでの予想問題を集中して学習することにしました。結果として、大祭り出された予想がかなりの精度で的中し、本試験ではレジュメを横に置いてそれを写しながら答案を作成しているような感覚で受けることができました。論文試験について言えることは、まずは可能な限り幅広い範囲のフォローが大切ですが、直前期には受験機関(特にLEC)の予想が出される講座は受講した方が良いということです。受験のプロが出す予想は研究がされており、かなり精度が良いものです。そして、予想された問題が出た場合それをあらかじめ準備しておいた人とそうでない人の間ではかなり差が生じます。たとえ実力がある人でも、やはり1週間前に、出題される問題を集中して学習した人には敵わないと思います。

 

◎合格して思うこと

私が弁理士受験を2年で卒業することができたことは運による部分が大きかったかもしれません。家から通える距離にLECの校舎があり、そこで1年目、2年目とも講師の先生に恵まれました。また短答試験の結果ひとつ取ってもボーダーが1点違っていたら2年目も短答・論文の両方を勉強することになり、結果も今とは随分違ったものになっていたことでしょう。それでも今は、合格できたことを素直に喜び、お世話になった先生方、精神的・実質的に助けてくれた受験仲間達、いつも丁寧に応対してくださったLEC名古屋のスタッフの方々、そして、やや無謀とも思える試みを理解し支えてくれた家族に深く感謝したいと思います。

 

◎通学講座のメリット・デメリット

通学講座を経験した者としては、可能であるならば通学講座で受講するのが良いと思います。先生そして受験仲間との交流は通学講座でなければ得られないものです。特に自分は仕事および普段の生活は弁理士試験とは無縁の状況だったので、週に1回名古屋の教室に行くことは大変刺激になりました。(他の人との差を見せつけられて凹むことも多々ありましたが・・・)

 

◎仕事と勉強の両立のコツ

社会人である以上どうしても勉強よりは仕事を優先し、勉強は隙間の時間を利用することになります。私の場合は、平日は朝早くおきて1~3時間程度勉強し、週末はLECに行くか家で5~8時間程度勉強するという形を取っていました。テレビ等がほとんど見れなくなるので時事ニュースに疎くなってしまいますが、空いている時間はすべて勉強に費やすという覚悟さえしてしまえば案外社会人でも時間は確保できるのかもしれません。

 

◎これから弁理士を目指す方へのメッセージ

自分が合格して思うことは、弁理士試験は特殊な才能を持った人を選抜する試験では

なく、列に並ぶことさえやめなければ、いつかは順番が回ってくる試験だということ

です。そしてプロの先生に従っていけばその順番は2年も3年も早くなると思います。

どうか先生を信じ、自分を信じて「次に呼ばれるのは自分だ!」という強いイメージ

を持って頑張ってください。

 


<N.M.さん>  弁理士試験は、合格するべくして合格するもの

28歳  受験回数:5回   特許事務所勤務  
名古屋大学大学院 工学研究科 マイクロナノシステム工学専攻卒

受講講座:1年合格パーフェクトコース1・2・3、中上級者向け講座

 

◎弁理士を目指した理由

私は弁理士という資格を、大学生協で配布されている受験機関のチラシで知りました。大学で工学を専攻していた私は、就職を考える際に、企業の一技術者として働くのも良いが、技術者の役に立てる仕事に就くのも良いな、と考えていました。そんな時に出会った弁理士の仕事は、技術者としての知識を、法律的な枠組みの中で展開して、技術者の思想を表現する面白い仕事だなと感じました。これなら、技術者として、技術者の役に立てる仕事ができると感じ、弁理士をめざしました。

 

◎LECを選んだ理由

生講義だけでなく、自習室があったり、Webフォローがあったりとサービスが充実しているように感じたからです。初級講座は、疑問点をその場で解消することが大事だと感じ、生講義を選びました。名古屋で生講義を行っているのは小林かおる弁理士のみだったので、担当講師は選択の余地はありませんでした。

 

◎入門講座のカリキュラム・テキスト・講師について

短答基礎の講義(3ヶ月くらい)→論文基礎の講義(3ヶ月くらい)→短答試験の演習→論文試験の演習という形で講座が進んで行きましたが、今になって考えると、初年度は短答に専念して、知識が固まってから論文試験の勉強を行うようにした方が、早く合格できるように感じました。というのも、初年度はまだ知識が固まっていないので、論文基礎の講義も半分以上は知識を埋めるために用いられ、論文独特の勉強の仕方をする余裕はなかったように感じられるからです。論文基礎の講義(論文の設問のとらえ方とか、論文の書き方とかの講義)を役立てるためには、短答試験を突破する程度の四法の知識が土台として必要だと思います。私は2年目以降に論文基礎と、アウトプットの講義をWebで行いましたが、1年目に行った論文基礎の講義よりも役立ったように感じました。これは、テキストや講師云々の問題ではなくて、受験生本人にどれほどの基礎が備わっているかに左右されるものだと考えます。なので、これから弁理士試験に臨む皆さんは、論文試験の基礎講座を受ける際に、4法の基礎をどのような形で身につけるのかを考慮したうえで、講座をとると良いと思います。ちなみに、4法の基礎を身につける際には、1問1答集で復習を行うことが早道であると感じています。テキストはどれもわかりやすいものばかりでした。ですが、それ以上に、講師がまとめてくれた一覧表や、事例集(レジュメ)がわかりやすかったです。LECでは、講師ごとに「~(講師名)レジュメ」というのがあるのが恒例で、レジュメの内容も講師によるので、中には自分の性格に合わないレジュメを使う羽目になる場合もあるかもしれませんが、私は運よく非常に使いやすいレジュメを手に入れることができました。講師を選択する際には、その講師がどのようなレジュメを出す傾向にあるのかを、下調べしておいた方がいいと思います。私が入門講座を受講したころには、小林かおる先生が名古屋にいらっしゃいました。基礎講座ながら、本人が以前に取り扱った案件を例に出してお話してくださることがあり、特許を扱う事例が非常に身近に感じられるとともに、理解がしやすかったです。弁理士試験の勉強を始めたころは、特許業界のことを何も知らない状態だったので、そういった実際の事例の1つ1つが非常に勉強になりました。

 

◎短答試験対策で気をつけたこと

短答試験は、6.5割とれれば受かる可能性のある試験です。なので、あまりマニアックなところには手を出さないように気を付けました。過去問10年分の中で、2,3回しか出てこないような内容は捨ててしまって良いと思います。一方で、手続き系の、毎年出るような内容は、言い回しがどんなに変わっても失点するわけにはいきません。なので、そのような問題には繰り返しあたって、理解を深めて応用力をつけるように気を付けました。また、短答試験では、不競法や著作権法は出題数が少ないので、捨てる方もいるようですが、ここは得点源にするようにしました。著作権法は、癖を見抜けば、勉強していなくても点が取れることがあるし(当たり前で答えられる問題か、どんなに悩んでも正解にはたどり着けない問題かで、問題が極端に2分される。すなわち、問題の難易度に中間がないので、極端な設問が正解なことが多い)、不競法は、そもそもの条文の量が少ないため、丸暗記することも可能であると考えるからです。

 

◎論文試験対策で気をつけたこと

初年度の論文試験の勉強は、条文の量の多さから、どうしても特・実寄りになると思います。当時は、特・実、意、商すべて大事だから、すべてに同程度の時間を割く必要があると思い、演習期には、月曜に特実、水曜に意匠、金曜に商標という風に、曜日毎に科目を決めて、各教科での勉強時間を確保するように努めました。選択科目は流体力学を選択しました。私が選択科目を合格した年は、大阪で流体力学を受けた人は、私ひとりでした。大学の定期試験レベルの問題が出るということだったので、特許庁で公開している過去問を1通り解き、大学時代に用いたテキストの該当範囲を1通り復習して、十分対応できました。機械系の学部を専攻し、流体を学んだことがある人であれば、落ちるような問題ではありません。選択科目に悩んでいる人は、流体をお勧めします。

 

◎合格して思うこと

非常に多くの時間を弁理士試験の勉強に費やしました。今後、勉強時間としていた時間を、弁理士業務にあてたり、興味のある外国語の習得にあてたりできると思うと、非常にワクワクします。

 

◎通学講座のメリット・デメリット

講師にその場で直接質問ができます。答えもすぐにかえってきますが、自分のペースで勉強できない点がデメリットです。

 

◎通信講座のメリット・デメリット

自分のペースで勉強できますし、2倍速で講義を聴くことで、3時間の講義を1.5時間で終了することができます。また、不明な点は0.5倍速で聴くことで、内容をしっかり理解することができます。(2倍速で聴いていた講師の声を、通常速度で聴いたときに、「この先生は実際にはこんな声だったのか」と驚くことがありました。こういった驚きも、受験勉強の中では、癒しになると思います。)但し、忙しいと溜まっていく点がデメリットです。

 

◎仕事と勉強とを両立するコツ

決まった時間に少しでも、必ず勉強するようにすることだと思います。私は、特許事務所に入ってから、始業2時間前に出所して、2時間勉強していました。今思うと、直前期を除く勉強時間はこれだけです。休日も特別勉強していたわけではありません。学生時代から勉強していて良かったことは、普通の工学部生は受講する必要のない講義について、友人が知らせてくれて、大学に弁理士が出張講義にくる講座を受けることができたこと。友人関係が広がったり、普通の工学部生は出会うことがなかったであろう弁理士の先生に出会えたりしました。

 

◎これから弁理士を目指す方へのメッセージ

私は大学院時代に入門講座を専攻し、就職してからも何度か受験し、特許事務所に転職して1年で最終合格しました。宮口先生が、「あきらめなければ、絶対に受かる試験」と言っている通り、合格のための条件があるとすれば、あきらめないことだと思います。あとは、周りの環境が整い、受験生であるあなたが、本当に弁理士に合格する準備(知識も、心も)ができれば、自然と合格します。あまり難しく考えずに、思い立ったが吉日で始めてみればいいのではないでしょうか。






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【弁理士】最終合格発表

本日行われた弁理士試験合格発表につきまして報告いたします。

平成25年度弁理士試験の結果概要
志願者数7,528人(対前年比5.1%減)
受験者数6,780人(対前年比6.2%減)
最終合格者数715人(対前年比7.5%減)
最終合格率10.5%(前年は10.7%)
最終合格者平均受験回数4.80回(前年は4.13回)

今年の弁理士試験ですが、特筆すべき点が2点ございます。1点目は短答試験の難易度が上がったこと(昨年26%→今年9%)、そして口述試験が軟化したこと(昨年63%→91%(推定))です。
口述試験についてはその制度の内容に不公平が生じているとの声があり、口述試験においては受験生間に大きな差が生じないように是正される方向にあります。
今後はさらに短答試験と論文試験を突破する力をどれだけ養えるかにかかっています。

今後の弁理士試験制度については実は制度変更が行われる可能性があります。POINTの大きく2つです。

1、免除制度の見直し

最終合格者の約6割が利用している免除制度ですが、これについて見直しがされる可能性があります。
段階的な合格を利用しての計画的な合格戦略を描くことが出来なくなる可能性があります。忙しい社会人にとってこれは逆風であるといえますが、逆に来年、早い段階で合格することで制度変更の煽りを受けることを回避できます。来年こそは本気で勉強し合格を掴み取みとってください。


2、「条約」科目の取り扱いの変化

グローバル化に伴う弁理士の国際化業務への対応が必要な為です。
具体的には「条約」を短答式試験では出題数の増加が、論文式試験では単独科目(現状は、特許実案/意匠/商標)の3科目)化されることで4番目の出題科目になる可能性があります。

これら試験制度の変更時期は未定ですが、早ければ2015年~2016年頃には導入される可能性があります。

<今後の予定>

合格者祝賀会
祝賀会は下記概要で実施されます。
関東 ヒルトン東京:11/19(火)19:00 
関西 ヒルトン大阪:11/15(金)19:00 
※関東会場においては当日参加も可能ですが、事前のエントリーも受付中です。

http://www.lec-jp.com/benrishi/celebration/2013/


口述対策
2014年向けの口述講座の説明会を実施いたします。
http://www.lec-jp.com/benrishi/upper/koujutsu/2014.html

短答対策
2014年向けの短答試験向け説明会を実施いたします。難化傾向にある短答に特化した講座も各種取り揃えております。
http://www.lec-jp.com/benrishi/upper/news01.html

論文対策
今回の発表を受けてガイダンスを実施いたします。
http://www.lec-jp.com/benrishi/upper/exam/



<平成25年試験の総評>

・短答試験
昨年26%であった合格率に対して、今年は9%まで激減いたしました。これは通称「いくつあるか問題」といわれる正しい肢はいくつあるか、間違っている肢はいくつあるか、という形式での出題が多かったためと思われます。

・論文試験
平成24年度試験の論文試験合格率は28.3%であったのに対し、本年度論文試験合格率は23.5%でした。去年との比較で考えれば減少といえますが、平成23年度が22.9%であることを考えると、この減少に過敏に反応する必要はなさそうです。例年通りの合格率であったといえます。

・口述試験
平成24年度試験の口述合格率は63.4%、平成23年度試験は67.1%であったのに対し、本年度口述試験合格率は約9割となり、平成20年度以前の合格率まで回復しました。
最終合格者は平成24年度が773名であったのに対し、本年度は715名と微減に留まっています。口述試験は合格の基準が曖昧であり、以前から試験の公正感に欠けるとの問題提起がされていました。口述試験を設けている法律系他資格においても、従来の弁理士試験ほど口述試験の難易度が高い試験は無くバランスの悪い印象がありました。


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【弁理士】8/31(土)13時 実務家講演会開催のご案内

 









 


弁理士 士龍実務家講演会


 


 


弁理士大増員時代は営業力が勝負を分ける!


~やってみてわかった士業のイロハ~


 


8/31(土) 13:00~14:30


参加無料、予約不要。 どなたでもご参加いただけます!


 


 近年弁理士合格者が急増している中、専門知識にプラスして何があるといいのか?それは、営業力です!

多くの特許事務所では、弁理士の報酬は歩合制です。ということは、より多くの仕事を引き受ける方が、より高収入となります。しかし、専門の営業マンのいる特許事務所はほとんど皆無です。となれば、営業力のある弁理士の方が多く稼ぐことができるのです。理系出身の方にとって営業には自信が無いとお考えの方も多いことでしょう。特許事務所の場合、営業といっても飛び込み営業のようなものではありません。

東海地区有数の特許事務所に勤務する富澤先生が、当日会場でお話致します。

弁理士に興味のある方、勉強中の方、既に合格している方、実務家の方等、どなたにとっても有益となるお話を準備致しております。是非、この機会にご参加ください!


 









 tomizawa13.JPG

 


 <講演者>


   特許業務法人


   コスモス特許事務所


     弁理士 富澤 正 先生


 


 【プロフィール】


 名古屋工業大学大学院 工学研究科卒   

愛知大学大学院法学研究科卒


  担当分野: 機械・制御・意匠・商標


 


 


 


 


 


 

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弁理士一発合格者合格体験談


2012年弁理士試験  一発合格者体験談

※『一発合格』とは、2012年度弁理士試験対策用の初学者向け 1年合格ベーシックコース、短答合格ベーシックコース(論文速攻講座含む)を受講し、その後初回の試験(2012年度弁理士試験)に合格された方をいいます。

半年で一発合格!

短答合格ベーシックコース(短答アウトプット付) 高橋寛明講師クラス受講生

 <M.K.さん>   秋から始める一発合格

 1)弁理士を目指した理由

 研究開発そのものに向いていないと感じる一方、これまで得てきた科学の知識を生かした仕事を付きたいと考えていた。そうした仕事の一つに弁理士という仕事があることを知ったので、将来の仕事の枠を広げる意味で資格を取っておこうと思ったことがきっかけです。

 2)LECを選んだ理由

 弁理士試験の勉強を始めるに当たり、本やインターネットで合格者の体験談を種々読んだところ、独学でも合格することは可能だが、最短の期間で合格するには予備校を利用するのが教材面や受験情報面から最適との考えに至りました。数ある予備校のなかで、友人からLECの佐藤先生の講義が判りやすくていいという体験談に加え、LEC名古屋校が近所にあったことがLECを第一候補としました。名古屋校で講座の説明を聞いたところ、秋生講座の講師である高橋先生は楽しい授業ときめ細やかなサポートで受講生からの評判もよく、さらに名古屋校での講義が少人数性であったことが決め手となりました。

 3)入門講座のカリキュラム・テキスト・講師について

 カリキュラム・テキストは短答試験合格を目指すには十分かと思います。一発合格を目指すには遅すぎますので、早め早めの対策でカリキュラムの二倍の速度で消化していく必要があります。短答合格講座であったにもかかわらず、高橋先生には一発合格への計画や勉強法について親身になって相談していただきました。これも少人数性の講義を行う名古屋校のメリットでした。

 4)短答試験対策で気を付けたこと

 秋生の講座から勉強を始めたため、一発合格をするには限りある時間を有効に使わなければなりません。そこで短答試験対策では以下の2点を重要視しました。

 (1)生講義は最後の復習
 生講義は講師に質問する絶好の機会です。そこで生講義の前に佐藤先生の講義DVDを2回視聴し対応する紙媒体を読み込んで予習をした後、高橋先生の講義に臨みました。当日の講義に関連する質問を講義開始前に準備していましたので、生講義終了後にはすべての疑問点は解消しており、効率的なインプット作業を実施できました。アウトプットは講義終了後即座に、一問一答集または過去問集を解き知識の定着を図りました。解けない問題に付箋を貼ってマーキングし集中的に解きました。9月から勉強を開始し、3月までには過去問を少なくとも5回は試行したかと思います。

 (2)趣旨と共に学ぶ条文
 短答試験にしか対応できない勉強の仕方では、時間的にその後の試験へ対応できなことは明らかですので、勉強開始初期から論文や口述を見据えて条文と併せて趣旨を覚えるように心がけました。何故その条文が作られ、その位置にあるのか理由を確認すると、無味乾燥な条文にもそれぞれ立法者の意図があることがわかり勉強が楽しくなりましたし、目的とする条文の大凡の場所がわかるようになります(論文試験・口述試験ですごく役に立ちます)。

 5)論文試験対策で気を付けたこと

 論文試験は大きく趣旨問題と事例問題の二つに大別できます。趣旨問題は近年出題されるようになってきましたが、私は短答試験対策である程度趣旨について勉強していたことから、一行問題対策のテキストを二・三週読むに留めました。趣旨問題を完璧に記載できる受験生は多くありませんので、キーワードさえ覚えておけば平均点はとることができます。事例問題では、当たり前のことを漏れなく書けることが不可欠です。対策に当たっては、高橋先生直伝の「各事例に対応する類門を繰り返し自分の型を作る。」を愚直に実践しました。3月から勉強を開始し、論文試験直前の6月末にはだいたいどの事例に対しても漏れなく・淀みなく書けるようになりました。

 6)合格して思うこと

 合格してから、合格者の視点で色々とブログや体験談を読んでいるが。一発合格を果たしている人の勉強には無駄がないと思う。弁理士試験で言えば、短答・論文・口述すべてに対応できる勉強を行っているし、その分野も特許・意匠・商標・条約など縦割りでなく、産業財産権法の枠組みの中で体系的な勉強をしているように感じる。体系的な勉強の最大のメリットは、特許法さえ勉強すれば後の意匠・商標など他の分野は差分で勉強することができることです。私は例えば商標法を勉強する際はパリ条約、TRIPS、不正競争防止法のテキストを開き、横断的な知識を差分でインプットすることに努めました。

 7)通学講座のメリット・デメリット、仕事と勉強の両立のコツ

 私が感じる通学講座のメリットは3点。一点目質問ができて疑問点をすぐに解決できます。法改正絡みは本も少なく、ネット上の情報も真偽が定かでないことが多く、助かった。二点目は仲間の存在。勉強が先行している仲間がいて、いい意味で刺激になりましたし、情報の共有を図ることができました。三点目は授業に出ないともったいないので、勉強の習慣がつきますし、講義が主体の生活にシフトできます。一方、デメリットは長時間拘束されてしまうこと、勉強のスピードが合わない(私にとっては遅かった)。

 8)これから弁理士を目指す方へのメッセージ

 一発合格の合格体験記を書くつもりで、勉強計画を立ててみませんか。とりあえず短答試験・論文試験合格の計画を立ててみましょう。論文試験を一発で突破できれば勝ったも同然です。平成24年度の試験で論文試験に一度で合格した人の95%が口述試験も合格しています。口述試験は、短答試験的な事が多く聞かれるため、短答試験・論文試験を同年に経験した人が有利となる試験です。なお参考までに私の勉強計画を記載します。
  9月 試験勉強開始。
  9月-10月中旬 入門講座
  10月中旬-2月下旬 短答対策
  3月上旬-5月上旬 論文対策
  5月中旬 短答対策
  5月下旬-6月下旬 論文対策
  9月下旬-10月下旬 口述対策
 試験勉強に当たっては、講師、家族や友人など周囲の方々の協力が欠かせません。試験勉強中は試験勉強をしている人だけでなく、特に家族には大きなストレスを与えます。幸いにも私は妻・息子の協力により試験勉強をすることができました。皆が早く楽になるためにも、目標は高く試験に臨み早く合格してしまいましょう!!

1年で一発合格!
1年合格ベーシックコース(アウトプット付) 富澤 正講師クラス受講生
K.T.さん>   支えの数

 1)弁理士を目指した理由

 社外のセミナーに参加した際に、対外的な自分の強みを考えさせられる機会がありました。会社の外へ出たときの自分を客観的に見たとき、強みが何もないことに気づきました。私は企業の知的財産部に所属していました。法律の知識の勉強が必要ということは自覚していたので、今後の仕事に役立て、自分の強みを得るために弁理士の資格を目指しました。

 2)LECを選んだ理由

 勉強をつづけることが最初の難関と考えました。自分の性格を考えて、二つの理由で「通学」を選びました。一つは、勉強するモチベーションを維持するため、もう一つは、勉強仲間を作るためです。LECを選んだのは、LEC通学前からの知っていた富澤先生が講師をされていると伺ったのでLECに決めました。富澤先生の受験時代の勉強方法は、以前に少し伺ったことがあったので、富澤先生の講義に興味を持ちました。WEB講義の視聴も可能なクラスでしたが、結局私は一度も視聴することなく、富澤先生のライブ講義のみで勉強をつづけました。その場の疑問をその場で解決することができるライブ講義が私には魅力がありました。

 3)入門講座のカリキュラム・テキスト・講師について

 富澤先生は最初の講義で、特許法以前に、法律の仕組みを体系的に教えてくださったので、徐々に自分で法律を読めるようになっていったと思います。私は理系の出身だったので、法律とはあまり縁のない生活をしてきました。だからこそ非常に為になる講義でした。自分で条文を調べ、自分で理由や根拠を考えることが少しずつできるようになったのは、このときの最初の講義のおかげだと思います。今年度は大きな法改正もありましたが、富澤先生のおかげで何とか対応することができ、大きな弱点とならずに済みました。

 4)短答試験対策で気を付けたこと

 通学を始めた年の5月に短答試験を受けました。受験する2012年の短答試験に向けて短答試験の雰囲気を体感するためです。その経験があったため、試験当日のイメージができていたこともあり、2012年の短答試験は、焦ることなく落ち着いて臨むことができました。試験は、自分が勉強してきたことを信じ、「自分が知らないことは条文通りの選択肢」と信じて解答しました。
特許法の勉強には全体の勉強時間のうち多くの時間を当てました。しかし、3月の全国模試を受けて、特許法の「問題」の難しさを痛感しました。そしてそれと同時に、条約の「問題」の素直さを感じました。以前に合格した方が条約の勉強をした方がいいとアドバイスしてくださったのを思い出し、短答試験直前には条約の勉強の時間を当てました。実際には、条約の勉強は短答テキストのポイントを覚えるところまでしかできませんでしたが、それでも10点中7点取ることができました。

 5)論文試験対策で気を付けたこと

 富澤先生に、論文試験の答案の書き方(書く技術)を教えていただきました。体系的にまとめられた「書く技術」は非常にわかりやすく、1年かけて書く技術を身に付けるよう努めました。教えていただいた「書く技術」を知らずに勉強をしていたら、1年での合格はあり得なかったと思います。
二次試験直前は答案構成の練習(論点を落とさないように論点を漏らさず拾う練習)を行い、論文テキストに記載されていた判例のポイントをまとめて覚えました。覚える項目は自分の言葉でまとめたものを覚えるようにしました。自分の言葉で覚えるのは丸暗記にはならないと考えたからです。

 6)合格して思うこと

 試験勉強を通して得る法律の知識が仕事の役に立つことは想像していた通りです。しかし、それと同等もしくはそれ以上に、富澤先生に教えていただき、試験勉強を通して身に付けた「勉強の仕方・取り組み方」が「仕事の仕方・取り組み方」に非常に良い効果を奏したと実感しています。試験勉強を通して得るものは、法律の知識だけではないことは間違いないと思います。

 7)通学講座のメリット・デメリット、仕事と勉強の両立のコツ

 仕事と試験勉強との両立を図る上で、心がけたことは3つあります。一つ目は、できるだけ毎朝勉強することを心がけました。仕事で帰りが遅くなったときには無理して夜には勉強をせず、翌朝勉強することを優先しました。同じ時間を勉強するのでも、夜と朝とでは、朝の勉強の方が時間対効果が大きいと考えたためです。二つ目は、勉強は部分ごとに集中して取り組みました。前日勉強したところはできるだけ翌朝に復習をし、少し日にちを空けて再び復習をし、各法の部分ごと部分ごとに知識を定着させるように努めました。復習する期間が空き過ぎると知識の定着に時間がかかると考えたためです。三つ目は、全範囲の勉強を一通りやった後は、毎日の勉強を自分の苦手な分野から取り掛かるように努めました。自分の得意な分野を復習してできた気になっても得点アップには直接的には結び付きにくいと考えたためです。その日その日の勉強はそのとき自分が点数が取れない分野の復習から始め、少し調子が落ちてきたと感じたときに点数が取れる分野の復習を行い、モチベーションを維持しながら大きな弱点分野を減らすことに努めました。

 8)これから弁理士を目指す方へのメッセージ

 弁理士試験が難関試験であることは事実だと思います。今年の合格率が10.7%を超えたからという理由で、試験が易化していると考えるのは妥当ではないと思います。受験者の数は勉強をつづけてきた人の人数です。受験者数には表れない、弁理士を目指して勉強をした方々もいらっしゃるだろうと思います。試験自体が難しいが故に、勉強をつづけること自体が難しくなると私は最初に感じました。法律は他法と関連する場合が少なくありません。なのに一方で、部分ごとに覚えたこと同士が関連するものであってもすぐに結びつくものではありませんでした。実際それらのことがつながり始めたのは短答試験の直前に控えた4月頃だと思います。どの資格試験の勉強に対して共通する難しさなのだと思いますが、最初の難関は「勉強をつづけること」だと思います。そう考えれば、弁理士試験は「勉強をつづけた」受験者の合格率は高まっているので、勉強をつづけることができればチャンスが広がると考えることもできます。まず勉強をつづけることが、そのために勉強するモチベーションを維持することが、毎日勉強する生活に身を投じることが、互いに切磋琢磨する仲間を作ることが、合格に続いていると思います。
試験勉強をはじめたとき、合格することが大変であることを誰もが考えていたことだと思います。私もそう考えていました。しかし実際には、自分が予想していた以上に苦しいものでした。そのとき、本当の意味で共感できるのは、共感してくれるのは「今」の勉強仲間だけだと思います。大学受験と違い、来年があると心のどこかで甘えてしまいそうになるときもあります。そんなときに支えになるのも「今」の勉強仲間だけだと思います。
試験合格は、自分一人の力で勝ち取ったものと錯覚しそうにもなりましたが、実際には多くの人の支えがあって勝ち得たものだと、合格した後に強く実感しました。合格発表後、改めて合格したことを報告したい人がたくさんいることに気づきました。家族はもちろん、富澤先生をはじめ、勉強仲間や先輩、友人。その報告したい人の数だけ支えがあったのだと実感しました。
途中迎える苦しみは、試験勉強をはじめたときに自分が予想していた以上のものでした。だからこそ、合格してあんなに喜ぶ自分も想像できませんでした。その喜びは、言葉でお伝えできるものではありません。是非勉強仲間を作り、最初の志の下、勉強をつづけてください。必ず道が開けると思います。










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LEC名古屋校

Author:LEC名古屋校
LEC名古屋駅前本校のブログへようこそ!
LEC名古屋校は、あらゆる資格試験を取り扱う総合資格試験受験予備校です。難関資格にこれまで多くの合格者を送り込み、その高い合格実績は他の追随を許しません。

各種資格試験の説明会、実務家の講演会、講義体験会など、連日イベントを開催しています。

マンツーマンでの資格受験相談も受け付けています。難関資格を取るとなれば、一生を左右する大事なことです。相談者に真剣に向き合い、じっくりお話いたします。

名古屋市中村区名駅4-6-23
第三堀内ビル 14F
052-586-5001
※ユニモール5番出口すぐ。
名古屋駅から徒歩2分の好立地です。

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