【日商簿記検定】トップページ
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簿記は会社の経理担当者だけが必要とされるものではなく、社会人として必要不可欠な知識となっており、日商簿記検定は簿記・会計の知識レベルを図るために実施されている検定試験で、学生・社会人・専業主婦の方など、どなたでも気軽に受けることができます。
また、簿記からは税理士や公認会計士といった会計のスペシャリストになることだけでなく、中小企業診断士(関連項目:1次の「財務・会計」や2次の「事例Ⅳ」)やFP、国税専門官といったように様々な分野へのステップアップを図ることができます。
<講座のご案内>
1.日商簿記検定3級対策
軽やかスタートで、3級の学習を始めよう! 日商簿記3級トライアル講座
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2.日商簿記検定2級対策
社会人として必須の会計知識! 日商簿記2級講座
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試験内容も3級の内容が深まると共に工業簿記が加わり、更に専門的知識が必要になります。
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2016年6月検定から2級については出題範囲が大幅に増え、難易度が大幅に上がると予想されるので、その対策をしっかりとする必要があります。
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3.日商簿記1級検定対策
税理士・公認会計士への登竜門!日商簿記検定1級講座
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名古屋駅前本校
電話:052-586-5001
mail:nag@lec-jp.com
【2級受験者必見】次回(第145回)の攻略法はコレだ!
・始めに
前回(第144回)の2級の合格率は「13.4%」でした。
これは、第107回の「5.7%」・第141回の「11.8%」に続く3番目に低い合格率です。次回の試験についても同様の難易度になることは想定できますので、合格するためには今まで以上に万全な対策が必要となることが想定されます。
【商業簿記編】
2016年度から新たに追加された内容が出題されるようになりましたが、いずれの内容も基本的な内容が多いため、新出題範囲の内容に固執する必要はありません。過去に出題されている頻出論点での取りこぼしを無くすような学習に心がけてください。
<問題ごとのポイント>
1.仕訳問題(第1問)は4問(16点)以上を目指す
問題の内容にもよりますが、基本的な問題が出題されたら、必ず得点すること。仕訳問題は、1つ4点という配点を考えると大きな失点につながるため、不用意な失点は避けたいものです。
問題文と指定勘定科目の中にヒントが隠れていますので、落ち着いて問題に対処できるようになりましょう。
2.第2問は難化傾向。後回しにするという選択肢を念頭に時間を掛けすぎないこと。
第2問は近年、難化傾向、かつ、ボリュームが多くなってきました。そのため、時間を掛けて解いたにもかかわらず、あまり得点できていないという人も多く見受けられるようになり、得点すべきところに時間を掛けられず、不合格になるといったことが多くなっています。
対策としては「後回しにする」ことも選択肢に入れることが重要になります。
3.第3問で精算表が出題された回は合格率が低くなる傾向がある。
実は、第3問が「精算表」が出題された回の「合格率がかなり低い傾向」にあるということです。
その証拠に過去最低合格率TOP3の第107回・第141回・前回(第144回)の3回とも第3問の問題が「精算表」が出題されていました。
「精算表」は3級ではよく出題されている内容なのですが、2級でも出題されることはあります。出題内容は2級の方が難易度が高い論点が出てきますが、しっかりと個別論点を理解していれば、部分点でも12点以上は狙えます。
傾向からも分かりますが、精算表は財務諸表(B/SやP/L)作成問題に比べると部分点が獲りやすいものなので、確実に得点を積み重ねられるように繰り返し問題演習をするようにしてください。
<商業簿記編(まとめ)>
・第1問(仕訳問題)は、出来る限り満点を狙うつもりで問題を解くこと。
・第2問は、問題の内容・ボリュームと相談の上で、先に解答すべきかの判断をつけられるようにすること。
・第3問は解答用紙が「精算表」のときは要注意!合格率が低い難易度の高い回の可能性が高い。財務諸表作成・精算表とも、部分点でどこまで積み重ねられるかが合格を左右する。
【工業簿記編】
工業簿記は苦手にしている人が多いが、これからの2級の合格を目指すためには避けては通れない道ですので、最低限の基礎的な論点は得点できるようにしなければならないと言っても過言ではありません。
<問題ごとのポイント>
・第4問と第5問で出題されるテーマがほぼ決まっているため、対策をとりやすい。
第4問では、主に費目別原価計算や部門別原価計算などの個別原価計算に関係したテーマから出題されることが多いが、勘定記入などの問題から標準原価計算も出題されることがあります。
第5問では、主に総合原価計算・CVP分析などのように原価計算・管理会計に関する問題が出題されることが多いです。特に、組別・工程別・直接原価計算・CVP分析は次回は狙われる論点だといえるので、しっかりと対策を獲ることが望ましい。
<工業簿記編(まとめ)>
工業簿記は努力が結果に結びつきやすい科目といえます。最初は計算の仕方が分からずに混乱してしまうことがあるかもしれませんが、図を描いたりすることでイメージを視覚的に体得することが出来るものです。
第143回の出題の意図において「第 142 回の第4問で標準原価計算の問題を出題しましたが正答率が 低く、標準原価計算の基礎的理解が十分でないと思われる受験者が少なからず みられましたので、再度標準原価計算の基礎的な理解について確認する問題を 出題しました。」とあるように、連続して同じ論点が出題される可能性を示唆するような内容の記載がありますので、出題の意図についても確認してみるといいかもしれません。
・第4問は費目別・部門別・個別が比較的出題されており、標準原価計算も出題されていることを考えると、苦手意識を持たずに過去問を演習できるかが鍵となる。
・第5問は原価計算に関する問題が出題されます。そのため、計算処理スピードが問われるところがありますが、解答の導き方を間違えないように繰り返し問題を解くことを心がけてください。特に総合原価計算(単純・組別・等級別・工程別)は確実にマスターすることが望まれる。
前回(第144回)の2級の合格率は「13.4%」でした。
これは、第107回の「5.7%」・第141回の「11.8%」に続く3番目に低い合格率です。次回の試験についても同様の難易度になることは想定できますので、合格するためには今まで以上に万全な対策が必要となることが想定されます。
【商業簿記編】
2016年度から新たに追加された内容が出題されるようになりましたが、いずれの内容も基本的な内容が多いため、新出題範囲の内容に固執する必要はありません。過去に出題されている頻出論点での取りこぼしを無くすような学習に心がけてください。
<問題ごとのポイント>
1.仕訳問題(第1問)は4問(16点)以上を目指す
問題の内容にもよりますが、基本的な問題が出題されたら、必ず得点すること。仕訳問題は、1つ4点という配点を考えると大きな失点につながるため、不用意な失点は避けたいものです。
問題文と指定勘定科目の中にヒントが隠れていますので、落ち着いて問題に対処できるようになりましょう。
2.第2問は難化傾向。後回しにするという選択肢を念頭に時間を掛けすぎないこと。
第2問は近年、難化傾向、かつ、ボリュームが多くなってきました。そのため、時間を掛けて解いたにもかかわらず、あまり得点できていないという人も多く見受けられるようになり、得点すべきところに時間を掛けられず、不合格になるといったことが多くなっています。
対策としては「後回しにする」ことも選択肢に入れることが重要になります。
3.第3問で精算表が出題された回は合格率が低くなる傾向がある。
実は、第3問が「精算表」が出題された回の「合格率がかなり低い傾向」にあるということです。
その証拠に過去最低合格率TOP3の第107回・第141回・前回(第144回)の3回とも第3問の問題が「精算表」が出題されていました。
「精算表」は3級ではよく出題されている内容なのですが、2級でも出題されることはあります。出題内容は2級の方が難易度が高い論点が出てきますが、しっかりと個別論点を理解していれば、部分点でも12点以上は狙えます。
傾向からも分かりますが、精算表は財務諸表(B/SやP/L)作成問題に比べると部分点が獲りやすいものなので、確実に得点を積み重ねられるように繰り返し問題演習をするようにしてください。
<商業簿記編(まとめ)>
・第1問(仕訳問題)は、出来る限り満点を狙うつもりで問題を解くこと。
・第2問は、問題の内容・ボリュームと相談の上で、先に解答すべきかの判断をつけられるようにすること。
・第3問は解答用紙が「精算表」のときは要注意!合格率が低い難易度の高い回の可能性が高い。財務諸表作成・精算表とも、部分点でどこまで積み重ねられるかが合格を左右する。
【工業簿記編】
工業簿記は苦手にしている人が多いが、これからの2級の合格を目指すためには避けては通れない道ですので、最低限の基礎的な論点は得点できるようにしなければならないと言っても過言ではありません。
<問題ごとのポイント>
・第4問と第5問で出題されるテーマがほぼ決まっているため、対策をとりやすい。
第4問では、主に費目別原価計算や部門別原価計算などの個別原価計算に関係したテーマから出題されることが多いが、勘定記入などの問題から標準原価計算も出題されることがあります。
第5問では、主に総合原価計算・CVP分析などのように原価計算・管理会計に関する問題が出題されることが多いです。特に、組別・工程別・直接原価計算・CVP分析は次回は狙われる論点だといえるので、しっかりと対策を獲ることが望ましい。
<工業簿記編(まとめ)>
工業簿記は努力が結果に結びつきやすい科目といえます。最初は計算の仕方が分からずに混乱してしまうことがあるかもしれませんが、図を描いたりすることでイメージを視覚的に体得することが出来るものです。
第143回の出題の意図において「第 142 回の第4問で標準原価計算の問題を出題しましたが正答率が 低く、標準原価計算の基礎的理解が十分でないと思われる受験者が少なからず みられましたので、再度標準原価計算の基礎的な理解について確認する問題を 出題しました。」とあるように、連続して同じ論点が出題される可能性を示唆するような内容の記載がありますので、出題の意図についても確認してみるといいかもしれません。
・第4問は費目別・部門別・個別が比較的出題されており、標準原価計算も出題されていることを考えると、苦手意識を持たずに過去問を演習できるかが鍵となる。
・第5問は原価計算に関する問題が出題されます。そのため、計算処理スピードが問われるところがありますが、解答の導き方を間違えないように繰り返し問題を解くことを心がけてください。特に総合原価計算(単純・組別・等級別・工程別)は確実にマスターすることが望まれる。
第144回日商簿記検定の結果は2級と3級で明暗が分かれた!
先月の日商簿記検定を受験された皆様、大変お疲れ様でした。本日、日本商工会議所のHPで「第144回日商簿記検定合格発表(2~4級)」の受験者データが公開されました。(1級は1月中旬公開予定です。)
【試験結果】
<3級>
実受験者数:94,411人
合格者数:42,558人
合格率:45.1% (名古屋の合格率は45.8%)
<2級>
実受験者数:56,530人
合格者数:7,588人
合格率:13.4% (名古屋の合格率は17.6%)
【今回の結果から見る次回の検定対策】
・3級
3級は大方予想通りの結果になったといえます。特に引っかかりやすいような論点やボリュームがあるといった内容ではなかったため、点数は取りやすかったものと思われます。
そのため、今回のような高い合格率が出てきたものと考えられます。
次回の検定(2月)ですが、今回とそれほど難易度が変わらない問題が出題されるものと考えられます。そのため、過去問の内容をしっかりと理解出来れば、合格することは難しくないと考えられますが、第141回(平成27年11月実施)・第142回(平成28年2月実施)のように3割をきる合格率の回もありますので、これらの回の過去問は必ず確認した上で、時間内に解けるようにトレーニングを積むことをオススメします。
出題の意図・講評が出ていないため、どこを意識して解答してほしかったかが分からないですが、出題者側の意図も出題予想や配点箇所の予測にもつながる部分があります。過去の出題の意図を確認してみるのも1手といえます。
・2級
2級は正直言うと、ここまで低い合格率になるとは思いませんでした。
問題のレベルは「第2問」を除いて、例年通りの難易度ではないかと思います。第1問の仕訳問題では新試験範囲から出題されている論点がいくつかありましたが、今後はその割合が増えてくることは予測できます。
来年の6月検定からは「リース会計」「外貨建取引」「圧縮記帳」(いずれも、第2問で出題される可能性が高い!)が、11月検定からは、いよいよ「連結会計」(出るとしたら第3問が濃厚)が本格的に導入されます。
そのため、今年から新しく範囲に含まれた論点で、「まだ出題されていない部分」と「来年から新たに範囲に含まれる論点」をしっかりと押えなければ、合格は難しくなってきます。
次回の2月検定は、まだ今年の新試験範囲だけを押えれば大丈夫なので、現状の出題論点をしっかり押えつつ、過去問をしっかりとまわすことで、得点力を上げる事が合格の為に必須です。
【最後に】
今回の結果は、3級についてはしっかりと学習をすすめた人が合格できる内容であるのに対して、2級については、基本的な内容をしっかりと得点した上で、いかにして合格点まで得点を積み上げる事ができたか?といった内容だったと思われる。この傾向は、しばらく続くものと考えられます。
2級の学習をこれから始めようと考えている人は、既存範囲の学習をますはしっかりと進めるようにしてください。また、工業簿記は学習時間に比例して点数が伸びる科目です。苦手意識を持たずに学習を進めていくことが大切です。
【試験結果】
<3級>
実受験者数:94,411人
合格者数:42,558人
合格率:45.1% (名古屋の合格率は45.8%)
<2級>
実受験者数:56,530人
合格者数:7,588人
合格率:13.4% (名古屋の合格率は17.6%)
【今回の結果から見る次回の検定対策】
・3級
3級は大方予想通りの結果になったといえます。特に引っかかりやすいような論点やボリュームがあるといった内容ではなかったため、点数は取りやすかったものと思われます。
そのため、今回のような高い合格率が出てきたものと考えられます。
次回の検定(2月)ですが、今回とそれほど難易度が変わらない問題が出題されるものと考えられます。そのため、過去問の内容をしっかりと理解出来れば、合格することは難しくないと考えられますが、第141回(平成27年11月実施)・第142回(平成28年2月実施)のように3割をきる合格率の回もありますので、これらの回の過去問は必ず確認した上で、時間内に解けるようにトレーニングを積むことをオススメします。
出題の意図・講評が出ていないため、どこを意識して解答してほしかったかが分からないですが、出題者側の意図も出題予想や配点箇所の予測にもつながる部分があります。過去の出題の意図を確認してみるのも1手といえます。
・2級
2級は正直言うと、ここまで低い合格率になるとは思いませんでした。
問題のレベルは「第2問」を除いて、例年通りの難易度ではないかと思います。第1問の仕訳問題では新試験範囲から出題されている論点がいくつかありましたが、今後はその割合が増えてくることは予測できます。
来年の6月検定からは「リース会計」「外貨建取引」「圧縮記帳」(いずれも、第2問で出題される可能性が高い!)が、11月検定からは、いよいよ「連結会計」(出るとしたら第3問が濃厚)が本格的に導入されます。
そのため、今年から新しく範囲に含まれた論点で、「まだ出題されていない部分」と「来年から新たに範囲に含まれる論点」をしっかりと押えなければ、合格は難しくなってきます。
次回の2月検定は、まだ今年の新試験範囲だけを押えれば大丈夫なので、現状の出題論点をしっかり押えつつ、過去問をしっかりとまわすことで、得点力を上げる事が合格の為に必須です。
【最後に】
今回の結果は、3級についてはしっかりと学習をすすめた人が合格できる内容であるのに対して、2級については、基本的な内容をしっかりと得点した上で、いかにして合格点まで得点を積み上げる事ができたか?といった内容だったと思われる。この傾向は、しばらく続くものと考えられます。
2級の学習をこれから始めようと考えている人は、既存範囲の学習をますはしっかりと進めるようにしてください。また、工業簿記は学習時間に比例して点数が伸びる科目です。苦手意識を持たずに学習を進めていくことが大切です。
第144回日商簿記検定お疲れ様でした。

本試験お疲れ様でした。
解答速報・解説動画をアップしているので、参考にしていただければと思います。
今回は3級・2級とも、ポイントをしっかりと押えた時間配分が出来れば、十分合格点を獲ることができたものでした。
【3級】
3級は基本レベルの問題が多く、合格率も高くなるのではないでしょうか?といった感想です。前回のような難易度の高い問題があまり出ていなかったことも印象的です。
第1問
仕訳問題は、前回までのような、よく読まないと引っかかるような問題は無く、問題文から必要な勘定科目を正確に選択できたかがポイントになってきます。出来れば、満点を取りたいところです。所要時間は15~20分。目標点数は16点です。
第2問
備品の減価償却に関する金額を算定させる問題です。基本的な処理が問われているので、計算ミスが無ければ満点は狙えたものと思われます。所要時間は5~10分です目標点数は6点以上です。
第3問
1ヵ月間に発生した取引の処理を踏まえたうえでの合計試算表の作成でした。各取引の内容を間違えなく処理できるかがポイントになりますが、仕訳が間違っていたとしても、部分点が取れるところがいくつかあると思います。所要時間は35~45分、目標点数は20点以上です。
第4問
伝票の仕訳日計表の作成問題です。処理する内容がそこまで多くないため、あまり時間を掛けなくても、満点を狙えます。所要時間は5~10分、目標点数は8点以上です。
第5問
今回は財務諸表の作成が出ました。ここ数回の傾向からすると、なんら驚く要素はありませんが、2級になると財務諸表の作成問題が多くなるので、3級の時点から慣れておくことをオススメします。
問題の内容としては、「現金過不足」「仮受金」「費用収益の見越・繰延」などが出ていますが、過去問対策をしっかりとしている人であれば、なんら問題なく出来る問題ではないでしょうか。所要時間は30~35分、目標点数は20点以上です。
【2級】
<商業簿記>
今回は全体的に基本内容が多かった。しっかりと過去問などで対策をとってきた人であれば十分高得点を狙えると思われるが、第2問がややボリュームが多く解答に時間が掛かってしまう問題であったので、第1問・第3問でいかに得点を重ねていけるかが合格の鍵に
第1問
今回の仕訳問題は「ソフトウェア仮勘定」「土地の売却(営業外手形)」「クレジット売掛金(新範囲)」「仕入諸掛」「子会社株式」の論点から出題されました。新試験範囲殻も出題されています。子会社株式が少し難しく感じられた人もいましたが、全体的には、基本的な内容のものが多く、解答はしやすかったと思います。
所要時間は15~20分、目標点数は16点以上です。
第2問
商品売買の記帳方法に関する総合問題が出題されました。
問1は売掛金・商品勘定記入の基本的な内容でした。「電子記録債権」が新試験追加範囲から登場しています。
問2は販売数量を「出庫基準」により認識し、「その都度法(販売の都度、「売上原価」に計上していく方法)」によって売上原価を計上する方法による売上高等の金額が問われた問題です。比較的ボリュームもあり、時間が掛かる問題ですので、後回しにするのも一つの戦略だったと考えられます。
所要時間は15~20分、目標点数は12点以上です。(配点箇所が1つ2点の場合)
第3問
今回は精算表が出題されました。2級では財務諸表の作成が出題されることが多いのですが、精算表が出てくることも増えてきました。
問われている論点は財務諸表であっても、精算表であっても同じですので、確実に得点できるところを取るようにして点数を積み重ねていきましょう。
所要時間は30~40分、目標点数は14点以上です。(配点箇所が1つ2点の場合)
<工業簿記>
今回の工業簿記は、基礎をしっかりと学習した人であれば高得点は狙えました。そのため、工業簿記で高得点を出せた人が合格を確実なものとしています。
第4問
第4問は費目別原価計算が出題されました。工業簿記の一巡の流れをしっかり把握している方であれば、そんなに難しくないと思われるレベルかと思いますので、十分満点は狙えます。
所要時間は15~20分、目標点数は16点以上(配点箇所が1つ4点の場合)
第5問
第5問は単純総合原価計算からの出題。総合原価計算の基本的な内容からの出題ですので、是非満点を狙って欲しい内容でした。
所要時間15~20分、目標点数は16点以上です。
11月検定対策は「3級トライアル講座」でチャレンジ!
6月に実施された「第143回 日商簿記検定」の結果と講評が日本商工会議所から公表されました。
公表内容はコチラ⇒https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/candidate-data
公表内容はコチラ⇒https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/candidate-data
【合格率】
1級:10.9%(前回(第141回)9.6%)
2級:25.8%(前回14.8%)
3級:34.2%(前回26.6%)
1級:10.9%(前回(第141回)9.6%)
2級:25.8%(前回14.8%)
3級:34.2%(前回26.6%)
【今回の結果から見る次回の検定対策】
今回から新試験範囲での出題がスタートしましたが、「比較的、基本項目で得点しやすい」特徴があると考えられます。
そのため、11月の検定においても、基本論点をしっかりと押さえる学習方法を進めていけば、合格に近づくことも出来るものと考えられます。
今回から新試験範囲での出題がスタートしましたが、「比較的、基本項目で得点しやすい」特徴があると考えられます。
そのため、11月の検定においても、基本論点をしっかりと押さえる学習方法を進めていけば、合格に近づくことも出来るものと考えられます。
次回の11月検定に向けての「3級トライアル講座」が9月26日(月)19:15~開講します!
全10回のインプット講義で1,000円という破格なお値段で受講できます!ただ安いだけではありません!本物の講義を体感していただきたい!という思いを一心にしてこの講座を開講致します。
全10回のインプット講義で1,000円という破格なお値段で受講できます!ただ安いだけではありません!本物の講義を体感していただきたい!という思いを一心にしてこの講座を開講致します。
【日商簿記】8月のイベント案内
【8月の講座説明会】
参加無料・予約不要
担当:岡崎 壮史 LEC専門アドバイザー
「日商簿記2級 資格説明会」
参加無料・予約不要
担当:岡崎 壮史 LEC専門アドバイザー
「日商簿記2級 資格説明会」
生講義 7/26(火)19:00~20:00
「日商簿記3級 資格説明会」
生講義 8/1(水)19:00~20:00
「出題範囲変更に対応!3級NEO活用術」
ビデオ講義 8/4(木)19:00~20:00
「3・2級出題範囲説明します!」
生講義 8/8(日)19:00~20:00
「今が狙い目!2018年まで続く範囲拡大!」
ビデオ講義 8/11(木)19:00~20:00
「簿記から始まる「キャリア形成」」
生講義 8/21(日)13:00~14:00
生講義 8/21(日)13:00~14:00
「簿記の合格スケジューリング!」
ビデオ講義 8/24(水)19:00~20:00
ビデオ講義 8/24(水)19:00~20:00
【日商簿記】3級トライアルコースが名古屋校で開講します!!

名古屋校でついに開講します!!
「簿記3級トライアル講座」
<使用教材>

「日商簿記3級 光速マスターNEO(第3版) テキスト」 830円+税
「日商簿記3級 光速マスターNEO(第3版) 問題集」 830円+税
(注)今回使用する教材「日商簿記3級 光速マスターNEO(第3版)」は9月上旬発売予定となっております。既に第2版を購入された方につきましては、補正表をお渡ししますので、そのまま第2版で受講する事は可能です。(新しく「第3版」を購入しなおす必要はありませんので、ご注意下さい。)
実施時間 19:15~21:15
回 | 日付 | 講義内容 |
1 | 9/26(月) | 簿記の全体像 |
2 | 9/29(木) | 商品売買 現金・預金 |
3 | 10/3(月) | 現金・預金 手形取引 |
4 | 10/6(木) | 手形取引 その他の債権・債務 |
5 | 10/10(月) | その他の債権・債務 有価証券 有形固定資産 資本金 |
6 | 10/13(木) | 訂正仕訳 主要簿・補助簿 |
7 | 10/17(月) | 主要簿・補助簿 試算表 |
8 | 10/20(木) | 決算整理Ⅰ |
9 | 10/24(月) | 決算整理Ⅱ 精算表 |
10 | 10/27(木) | 帳簿の締切り 伝票 |
(注)手形取引の中にあります「為替手形」は3級の範囲から除外された(1級で学習します。)ので、講義内容から除外されています。(第2版をお持ちの方のみ)
なお、第3版をお持ちの方については、修正済みですので、そのまま学習を進めてください。
【日商簿記】簿記から始まるステップアップ
日商簿記検定からステップアップを検討されている人にオススメのステップアップの一例を掲載してみました。次に目指す資格が決まったら、すぐにチェックしてみよう!!
【会計系資格へのステップアップ】
3級で学習する内容は「個人事業」を経営されている人の簿記になりますが、2級・1級では「株式会社」の会計処理を学びます。そこで3級で学んだ知識がベースとなってきます。
3級に合格された方は2級にステップアップしていく人が多いです。
2級学習者については「税理士(簿記論+財務諸表論)」や「公認会計士」、「日商簿記1級」と会計系資格のスペシャリストを目指す人向けの講座も豊富に取り揃えております。
<2級対策講座>
・2級パーフェクトパック(11月合格目標/17年2月合格目標)【(通信)WEB+音声DL+スマホ】
・2級パーフェクトパック(11月合格目標/17年2月合格目標)【(通信)DVD】
・2級新規論点特別講座【(通信)WEB+音声DL+スマホ】
・2級新規論点特別講座【(通信)DVD】
<1級対策講座>
・1級パーフェクトパック(11月合格目標/17年6月合格目標)【(通信)WEB+音声DL+スマホ】
・1級パーフェクトパック(11月合格目標/17年6月合格目標)【(通信)DVD】
・1級1日1時間講座(通信WEB専用)【WEB+音声DL+スマホ】
<税理士>
・簿財横断【完全理解】コース(2017年合格目標)【(通信)WEB+音声DL+スマホ】
<公認会計士>
・2017短答合格コース<春生>【(通信)WEB+音声DL+スマホ】・【DVD】
【FPへのステップアップ】
お金にまつわる知識をベースに最適なライフプランを提案するプランナー。簿記の学習内容は、FPの学習内容にも密接に関係している部分があります。そして、FPは様々な周辺分野に直結しており、お金の専門家として更なる活躍が期待されるところもございます。
<開講案内>
・3級FPマスター講座(全12回の講義+テキスト付きで「2,000円!」!!)
6/29(水) 19:15~21:15 【生講座】 ライフプランニング 第1回
【中小企業診断士へのステップアップ】
今、取得したいビジネス関連資格ランキング1位!(日経新聞社・日経HR調べ)になった、注目の資格です!
中小企業診断士は経営コンサルタントの唯一の国家資格です。ビジネスパーソンに必要なスキルとして、企業の戦略策定、財務分析、マーケティングの知識やプレゼン能力も身につけることが出来ます!
<講座のご案内>
・1次2次プレミアム1年合格コース(6月末まで【早割価格50,000円割引】)
・1次ストレート合格コース(6月末まで【早割価格3万円割引】)
【会計系資格へのステップアップ】
3級で学習する内容は「個人事業」を経営されている人の簿記になりますが、2級・1級では「株式会社」の会計処理を学びます。そこで3級で学んだ知識がベースとなってきます。
3級に合格された方は2級にステップアップしていく人が多いです。
2級学習者については「税理士(簿記論+財務諸表論)」や「公認会計士」、「日商簿記1級」と会計系資格のスペシャリストを目指す人向けの講座も豊富に取り揃えております。
<2級対策講座>
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<1級対策講座>
・1級パーフェクトパック(11月合格目標/17年6月合格目標)【(通信)WEB+音声DL+スマホ】
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【日商簿記】講座担当が見た試験の総評
第143回日商簿記検定 お疲れ様でした。
今回は新試験範囲になって最初の検定試験となったわけですが、率直な感想を言いますと、「新試験範囲は要所で出題されていた」という所でした。とはいえ、今後は新しい論点が次第に増えてくることも十分想定できますので、しっかりと改定論点を押さえるようにしてください。
【3級】
全体的に、標準的な内容からの出題でしたが、第3問については難問だったと思いますので、第3問以外でどこまで点数を積み重ねられるかが、合否のポイントになります。
(各問について)
・第1問(20点)の仕訳は前回・前々回の時に比べると、素直な問題が多かったため、満点も十分狙えました。目標点は4問(16点)以上です。
・第2問(10点)は取引日における帳簿を選択させる問題で、これも満点が狙える問題です。目標点は10点満点です。
・第3問(30点)は資料の一部が空欄となっている推定問題でしたので、解答するのに時間がかかり、難易度が高い問題でしたが、部分点でどこまで点数を積み重ねていけたががポイントになると考えられます。目標は16点以上です。
・第4問(10点)は前回に引き続いて「伝票」の空欄補充問題のため、ここも満点が狙えるところ
です。目標点は10点満点。
・第5問(30点)は「精算表」でした。難易度的には標準レベルでしたので、ここで高得点を狙えるかで合否が大きく左右するものでもありました。目標点は18点以上です。
(結論)
「第3問が難問で残りは標準レベル」でしたので、テキストの内容をしっかりと理解している方でしたら解答できた問題ではないかなと感じました。
目標点は「(第1問)16点+(第2問)10点+(第3問)16点+(第4問)10点+(第5問)18点=70点」で合格という流れになると思われます。(配点によって点数に変動があります)
【2級】
<商業簿記>
第2問が「かなりの難問(ボリューム・内容共に)」であったため、第1問の仕訳問題と、第3問の総合問題でいかに得点を積み重ねていけるかが合否の分かれ目になったと思われます。合格目標点は42点以上です。
(各問について)
・第1問(20点)の仕訳問題は4(準備金の積立額を各自推定)が少し難問だったが、それ以外は基本的なレベルの問題でしたので、4問(16点)以上は取っておきたいところです。
・第2問(20点)は「固定資産の総合問題」でしたが、難易度は相当高い問題でした。そのため、この問題で時間を使いすぎてしまうと、ほかの問題を解答する時間がなくなってしまう可能性がありますので、ご注意下さい。なお、この問題では、新出題範囲の「ソフトウェア」が登場しています。合格目標点は10点以上であれば十分だと思います。
・第3問(20点)は損益計算書の作成問題です。内容的には基本的な問題ですが新出題範囲より「クレジット売掛金」が登場しましたが、処理すべき内容としては基本的に同じですので、落ち着いて処理を進めていくことができれば、高得点を狙えます。合格目標点数は14~16点は欲しいです。
<工業簿記>
今回は第4問で「個別原価計算」、第5問で「標準原価計算」が出題されました。
今までは、前回出題されてきた内容が連続して出題されることは無いという暗黙の法則があったのですが、今回、見事に覆される形になってしまいました。これには受験生だけでなく。受験指導学校でも驚いたことかと思われますが、内容は基本レベルですので、テキストの内容をしっかりと理解していれば満点は十分狙えましたが、合格目標点数は32点以上は必須です。
・第4問(20点)は「個別原価計算」です。内容は本試験では、比較的易しめの問題でしたので満点を目指していただきたいのですが、ケアレスミスなどを考慮しても16点以上は得点してほしいところでした。
・第5問(20点)は「標準原価計算」です。前回も第4問で出題(能率差異が変動費からのみ発生するケースの製造間接費の差異分析問題)された問題ですが、今回は「労務費」と「製造間接費」の差異分析が出題されました。
内容としては基本レベルです。ここも満点を狙って欲しい問題だったと思いますが、ケアレスミス等を考慮しても16点以上は得点しておかないと合格は厳しいです。
(結論)
今回の本試験は、「工業簿記」は難易度は基本レベルで満点も十分狙えるレベルだったと考えられるので、ここで高得点を獲得たうえで、「商業簿記」の点数を積み重ねて行く形になりますので、目標点は「(第1問)16点+(第2問)10点+(第3問)14点+(第4問)16点+(第5問)16点=72点」です。(配点箇所によって変動あります。)
今回は新試験範囲になって最初の検定試験となったわけですが、率直な感想を言いますと、「新試験範囲は要所で出題されていた」という所でした。とはいえ、今後は新しい論点が次第に増えてくることも十分想定できますので、しっかりと改定論点を押さえるようにしてください。
講座担当:岡崎が見た今回の本試験のポイント
【3級】
全体的に、標準的な内容からの出題でしたが、第3問については難問だったと思いますので、第3問以外でどこまで点数を積み重ねられるかが、合否のポイントになります。
(各問について)
・第1問(20点)の仕訳は前回・前々回の時に比べると、素直な問題が多かったため、満点も十分狙えました。目標点は4問(16点)以上です。
・第2問(10点)は取引日における帳簿を選択させる問題で、これも満点が狙える問題です。目標点は10点満点です。
・第3問(30点)は資料の一部が空欄となっている推定問題でしたので、解答するのに時間がかかり、難易度が高い問題でしたが、部分点でどこまで点数を積み重ねていけたががポイントになると考えられます。目標は16点以上です。
・第4問(10点)は前回に引き続いて「伝票」の空欄補充問題のため、ここも満点が狙えるところ
です。目標点は10点満点。
・第5問(30点)は「精算表」でした。難易度的には標準レベルでしたので、ここで高得点を狙えるかで合否が大きく左右するものでもありました。目標点は18点以上です。
(結論)
「第3問が難問で残りは標準レベル」でしたので、テキストの内容をしっかりと理解している方でしたら解答できた問題ではないかなと感じました。
目標点は「(第1問)16点+(第2問)10点+(第3問)16点+(第4問)10点+(第5問)18点=70点」で合格という流れになると思われます。(配点によって点数に変動があります)
【2級】
<商業簿記>
第2問が「かなりの難問(ボリューム・内容共に)」であったため、第1問の仕訳問題と、第3問の総合問題でいかに得点を積み重ねていけるかが合否の分かれ目になったと思われます。合格目標点は42点以上です。
(各問について)
・第1問(20点)の仕訳問題は4(準備金の積立額を各自推定)が少し難問だったが、それ以外は基本的なレベルの問題でしたので、4問(16点)以上は取っておきたいところです。
・第2問(20点)は「固定資産の総合問題」でしたが、難易度は相当高い問題でした。そのため、この問題で時間を使いすぎてしまうと、ほかの問題を解答する時間がなくなってしまう可能性がありますので、ご注意下さい。なお、この問題では、新出題範囲の「ソフトウェア」が登場しています。合格目標点は10点以上であれば十分だと思います。
・第3問(20点)は損益計算書の作成問題です。内容的には基本的な問題ですが新出題範囲より「クレジット売掛金」が登場しましたが、処理すべき内容としては基本的に同じですので、落ち着いて処理を進めていくことができれば、高得点を狙えます。合格目標点数は14~16点は欲しいです。
<工業簿記>
今回は第4問で「個別原価計算」、第5問で「標準原価計算」が出題されました。
今までは、前回出題されてきた内容が連続して出題されることは無いという暗黙の法則があったのですが、今回、見事に覆される形になってしまいました。これには受験生だけでなく。受験指導学校でも驚いたことかと思われますが、内容は基本レベルですので、テキストの内容をしっかりと理解していれば満点は十分狙えましたが、合格目標点数は32点以上は必須です。
・第4問(20点)は「個別原価計算」です。内容は本試験では、比較的易しめの問題でしたので満点を目指していただきたいのですが、ケアレスミスなどを考慮しても16点以上は得点してほしいところでした。
・第5問(20点)は「標準原価計算」です。前回も第4問で出題(能率差異が変動費からのみ発生するケースの製造間接費の差異分析問題)された問題ですが、今回は「労務費」と「製造間接費」の差異分析が出題されました。
内容としては基本レベルです。ここも満点を狙って欲しい問題だったと思いますが、ケアレスミス等を考慮しても16点以上は得点しておかないと合格は厳しいです。
(結論)
今回の本試験は、「工業簿記」は難易度は基本レベルで満点も十分狙えるレベルだったと考えられるので、ここで高得点を獲得たうえで、「商業簿記」の点数を積み重ねて行く形になりますので、目標点は「(第1問)16点+(第2問)10点+(第3問)14点+(第4問)16点+(第5問)16点=72点」です。(配点箇所によって変動あります。)
第143回日商簿記検定本試験後イベントのご案内

第143回日商簿記検定 本試験後のイベントのご案内
1.解答解説冊子の無料DLサービス
解答解説冊子(PDF)を無料でご提供いたします。
PDFアップ予定日:3級 6月30日(木)/ 2級 6月30日(木)/ 1級 7月13日(水)
※応募受付期間:2016年6月12日(日)~2016年7月28日(木)
2.解答速報DLサービス
第143回 日商簿記検定試験 3級・2級LEC解答速報(PDFファイル)は、
下記よりダウンロードしてご覧ください。
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■3級解答
2016年6月12日(日)12:30 公開予定
■2級解答
2016年6月12日(日)17:00 公開予定
■1級解答
2016年6月13日(月)15:00 公開予定
3.本試験速報解説無料動画
- 第143回 日商簿記検定試験 3級・2級 LEC本試験速報解説動画
- LEC講師による本試験速報解説動画を視聴いただけます。ぜひご活用ください。
- ※LEC日商簿記講座受講生以外の方もご覧頂けます。
■3級解説
2016年6月12日(日)15:00 公開予定
■2級解説
2016年6月12日(日)19:30 公開予定
■1級解説
2016年6月13日(月)17:30 公開予定